今日は昼から医師会員と救急隊との懇談会に出席してきます。
いろいろ話を聞いてきたいと思います。
世界保健機関(WHO)は、栄養失調による発育不良の5歳未満児が世界で1億6500万人に上るとの推計を発表しています。
死亡した5歳未満児の35%が栄養失調に関連する疾病が死因だったと推定しています。
一方、国連食糧農業機関(FAO)は、世界で生産された食料の3分の1が食べられることなく廃棄されているとする報告書を発表しました。
廃棄分は年約13億トン、金額にして約7500億ドル(約75兆円)に上るとのことです。
報告書では、最悪の廃棄地域は日中韓を含む「産業化されたアジア」。
1人当たり年平均100キロ以上の野菜、コメを中心とする約80キロの穀類を廃棄しています。
また、北米・南米の食肉産業やアジア、欧州、中南米における果物の廃棄問題も指摘されています。
記者会見したダシルバ事務局長は、野菜の見た目の悪さを気にして購入を控える先進国の「ばかげた消費行動」を問題視するとともに、食品の賞味期限の厳格な順守が膨大な食料廃棄の原因になっていると話しました。
私は食事を無駄にするのは嫌いなので、出されたものはすべて食べます。
会合などではタッパを持って行って、食べきれないものは持ち帰るようにしています。
食べ物を美味しく食べることも大事ですが、無駄にしないことも大切なことです。
限られた資源を大切に、今の恵まれた環境にも感謝したいと思います。


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