学会出張が近づいてきました。
明日の午前診の終了後、名古屋に入ります。
アメリカのハリウッド女優が乳がんになるリスクが高いことが遺伝子検査で分かったために、病気になる前に手術をうけ話題になりました。
遺伝子検査でいろいろなことが分かる時代になりましたが、業者によりばらつけがあり、また詐欺まがいのところもあるようです。
その検査の信頼を得るために、業界団体「NPO法人・個人遺伝情報取扱協議会」は一定の基準を満たした業者を独自に認定する制度を月内に創設する予定です。
来年3月までに認定業者を公表することになっています。
今は法規制もなく、厚生労働省も月内に有識者による検討会を設置し、事業のあり方について議論を始める方針です。
遺伝子検査では、がんや糖尿病になるリスク、太りやすさなどの体質を調べることが出来ますが、性格診断など科学的根拠のないサービスを提供する業者もあるようです。
しっかりと法整備をして、被害が出ないようにしなければいけません。

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