今日も朝から雨。
梅雨のような前線による雨です。
今日は昼から3歳児検診に行ってきます。
国立国際医療研究センターや国立がん研究センターなどの研究チームは、健康に悪いと考えられがちな「欧米型」の食事でも死亡リスクが下がる傾向がみられたという研究結果を発表しました。
チームは新潟や大阪など9府県の45〜74歳の男女約8万人を約15年間追跡。
その間に死亡した人と食事パターンの関連を調べました。
134種の食べ物や飲み物をとった量に基づき点数化。
「健康型」(野菜や果物、いも類、大豆製品、きのこ類、海そう類、脂の多い魚、緑茶など)、「欧米型」(肉類・加工肉、パン、果物ジュース、コーヒー、ソフトドリンク、マヨネーズ、乳製品など)、「伝統型」(ご飯、みそ汁、漬け物、魚介類、果物など)の3つのパターンに分類し、死亡(全死亡、がん死亡、循環器疾患死亡、心疾患死亡、脳血管疾患死亡)との関連を調べています。
これらの食品をとった量ごとに四つに分類。
その結果、「健康型」食事パターンのスコアが高い人は低い人に比べ、全死亡のリスクが約2割、循環器疾患死亡のリスクが約3割低下していました。
「欧米型」食事パターンにおいても、そのスコアが高いほど全死亡、がん死亡、循環器疾患死亡のリスクが低下する傾向がみられました。
「伝統型」食事パターンと死亡リスクとの関連はみられませんでした。
「健康型」食事パターンが死亡リスクの低下することはこれまでも言われてきました。
「欧米型」食事パターンでも死亡リスクの低下したのは、日本人にとっては肉類の摂取やこの食事パターンに関連した食品(コーヒーや牛乳・乳製品など)の好ましい効果、あるいは塩分摂取が少ないことなどの理由から、全死亡および循環器疾患死亡のリスクの低下に関連していた可能性が考えられる ということです。
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/7899.html


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