秋雨前線で、くもり空の大阪です。
国立がん研究センターは、がんと診断された人が3年後に生存している割合を示す「3年生存率」を初めて公表しました。
全てのがんの平均は71・3%。
見つかりにくいとされる膵臓(すいぞう)がんは15・1%でした。
全国のがん拠点病院や国立病院機構などの330施設のうち、生存率を9割以上把握できている268施設のデータを解析。
2011年にがんと診断された約30万人を追跡した結果です。
対象者は70歳代が32%と最も多く、次いで60歳代が29%でした。
手術や内視鏡によってがんを切除した人の生存率は88%。
部位別に見ると、膵臓が15・1%、肺49・4%、食道52・0%、肝臓53・6%。胃74・3%、大腸が78・1%、乳房(女性)95・2%でした。
部位によってかなりばらつきがあります。
癌も早期発見早期治療が原則です。
定期的な検査を受けるようにしてください。

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