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早めの対応を心がけて下さい。
iPS細胞の大きなニュースが入ってきました。
大阪大はiPS細胞から作った角膜の細胞を世界で初めて患者の目に移植したと発表しました。
患者さんは重症の「角膜上皮幹細胞疲弊症」の40代の女性。
研究チームは、京都大に備蓄された第三者のiPS細胞から角膜の細胞を作り、厚さ約0・05ミリのシート状に加工。
約2時間の手術で、損傷した左目の角膜を取り除き、角膜シートを移植されました。
今回の臨床研究では片方の目のみへの移植で、1年間拒絶反応の有無や角膜の濁りの程度の検査を定期的に受けることになります。
今後さらに患者3人に移植し、治療法の安全性や有効性を確認する予定です。
2022年度までに計4人の移植と経過観察を終え、一般医療として25年ごろの保険適用を目指すとされています。
今回 第三者のiPS細胞を使ったことで、実際の治療への応用が実現的になってきました。
慎重に検討しながらも、是非広い病気への治療に結びつけてほしいと思います。

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