なんで最近、タイガースのこと書けへんのや、言われるんですけどね。
監督が真弓さんではねえ。
ゲームをどうしたいんか、そういう方針がまったくない監督さんでしょう?
なるようにしかならんな、とファンもただ見てるしかないでしょう。
9回までを見通しながらこの回はこうしたい、とそういうグランドデザインがほとんどない監督さんですからね。
不利な状況に追い込まれたら、そこでチョコッと手を打つ。
受け身の繰り返しですからね。
いつも後手、後手。
自分でゲームをつくれない。
プロですからねえ、選手たちの調子がよければ、監督はなにをしなくても勝てるんです。
監督はいなくてもいい。
けれどみんなの調子がそろっていいことなんて、わずかな期間しか続かない。
そういうときこそ監督の出番なんですが、しかしグランドデザインをもっていなければ、ほとんど置物同然です。
いくらハンサムでもねえ。
監督が自分のグランドデザインに沿って理想通りにやれるゲームなんて、じっさいのところ、1シーズンに3ゲームか4ゲームくらいだといわれています。
けれど、優勝というのも、たいがい3ゲームか4ゲームくらいの差できまるんですね。
けっきょく、監督の力量の差で決まることが多いんです。
まっ、今シーズンのセントラルリーグの戦いぶりは、どこもどっこいどっこいではありますが。

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