J-GAP講習会  

野菜の安全安心な取り組みの1つにJ-GAP というやり方があります。


日本の野菜の安全安心となると、1番気にされるのが農薬使用基準。

農薬が適正範囲で使われているか。


あっ先に言っておきますが農薬を使っていない無農薬な野菜は95%ありません。

時期により無農薬での野菜の栽培は可能ですが、出荷をしてスーパーなど量販店に売って商売するほどの量は作れません。

割ったら虫がいる。

そんな事がザラになりますが、日本の消費者は土が付いているだけでもクレームになったりしますから、現実的には無理と言えるでしょう。


なのでスーパーや直売所等に並ぶ野菜はほぼ間違いなく農薬を使用しています。

僕ら青果物流通に関わる人間にとって怖いのは農薬が適正に使用されているか。

それを担保するためのシステムとして栽培履歴の記帳があります。

野菜を栽培するにあたり、いつ何をしたか、何の農薬をどのように散布したかを記帳するシステムがあります。

農家さんは記帳用紙に書き込み、システムにスキャンすると適正か判断されます。


本業農家で農薬の使用を間違えるなどという事は、交通事故よりも発生している割合は圧倒的に低いです。

なぜならプロだから。

車でもバスの事故が非常に少ないのと同じ感覚かな。


そんな生産履歴をさらにキツくしたのがGAPという考え方。

GAPには

世界基準なグローバルギャップ
G-GAP

アジア基準なアジアギャップ
ASIA-GAP

日本基準なジャパンギャップ
J-GAP

さらに各県単位の埼玉県でいうサイタマギャップ
S-GAP

があります。


もちろんグローバルが一番厳しい基準です。

その中で今日はJ-GAP指導員資格を取得する為の研修会に参加しました。


僕は農家の味方ですから、GAPを取り組んでも農家の収入に直結しない、しにくいGAPの取り組みには反対派です。

でも、内容も勉強しないで反対というのは無責任だから、ならば指導員資格を取ってやろうと思いました。


2日間、9時〜17時まで勉強させてもらい感じた事は、農家の規模によってはJ-GAPが役立つかもなと感じました。

家族経営の農家にはまず必要ない。

コストばかり掛かりますから。


しかし大農家ならば組織として農家経営を考える良いシステムかもしれないと思いました。

120項目にもなる事項の1つ1つを考えて決めなければなりません。

さらな実践して年に1度は資格更新検査を受けなければならない。

農家としてやる仕事。

例えば機械にて畑を耕す責任者

資材を管理する担当者

出荷作業を管理する担当者

等をしっかりと決めて機能させなければならない。

農家さんて大規模化してもお父さんが全権力を握っている場合が多く、責任者という考え方が薄いかなと感じている。


そこでJ-GAPを導入する事で最初はメチャクチャ苦労するでしょうが、導入して流れてしまえば費用対効果は間違いなく高い次元で得られそうだと感じました。

とは言え、毎年二桁万円も掛かるJ-GAPを僕から推奨はしないかなぁ〜。。。


大規模農家さんがJ-GAPというツールを通して、コンサルとして使い、適正な農場経営を行う。

という考え方であれば二桁万円でも、コストを掛ける価値があるかな???

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