今日も世界中の悲しいニュースがテレビで取り上げられていました。その中でも、とても気になる話がありました。
奈良県で32歳の女性が病院で分娩中にケイレンを起こすなど具合いが悪くなり、それに対応できる病院を探したけれど、18件も断られ、6時間以上が過ぎてから大阪の病院に搬送されたそうです。
その後、男の子を出産したけれど、その女性は脳内出血が原因で亡くなったそうです。
インタビューに応えていた旦那さんは無念の胸のうちを語っていました。
その女性も、旦那さんも、どれほど不安な思いで、その6時間を過ごしたのでしょう。搬送された後も、おそらく想像を絶するほど悲惨な思いをされたのでしょう。
どこに、このやりきれない思いをぶつけたらいいんでしょう。病院側の問題を論じるのは当然ですが、もし、自分の最愛の人が同じような状況にあった時、私なら、どのような態度、行動を取れるのだろうか…考えさせられました。
きっと、この事件に巻き込まれた旦那さんも、必死に奥さんと、これから生まれてくる命を守ろうとしていたに違いありません。
飲酒運転による事故、いじめによる自殺、戦争…どうか人為的殺人がこの世から撲滅されますように。