昨日の午前中は台風が接近している中、私が勤務しているО高校の3年生の音楽有志6名と講師の先生で、フェリス女学院大学で開催されたジョイント・コンサートに出演しました。ミュージック・ベルの演奏で、1か月前から朝・昼・放課後と生徒たちは練習を重ねていました。私と講師の先生はその中の1曲をお手伝いしました。
練習はいつも真剣で、お互いに気づいたことをアドヴァイスしあって、協力して1つのものを作りあげようと頑張っている姿には、本当に感心してしまいました。
グループの名前は、ハンドベルと私の名前をもじってHonda Bellsになったとのこと。О高校は来年、統合してしまうため、最後の記念にと「校歌」を演奏したいとのことだったので、即席で編曲してあげました。積極的に校歌を選曲したところからして、「この子たち、なにかやってくれるに違いない・・・」と思い、となりのトトロから「さんぽ」も選曲していたので、実はベル用の楽譜は出版されていたのですが、あえて、難しいけれど演奏効果のある難しい編曲にして楽譜を渡しました。やっぱり、大変だったようで、苦労しながら練習していました。
あとは、なんと言っても最後に一緒に演奏した「匠」は私にとっても素敵な思い出となりました。生徒を上の立場から指導するのではなく、同じレヴェルで一緒に音楽を作り上げる過程は楽しかったです。
練習や本番の画像をアップしたいところですが、生徒たちの承諾が得られましたら管理人Heroさんに掲載してもらおうかと思っています。
私は学校の嫌いな高校生でしたし、集団が苦手だし、学校の先生なんて、いいかげんな自分には絶対向いてないと思っていたけれど、今回の出来事で、これまで抱えてきた不安が和らぎました。
彼らに出会えて、私の人生に、また新しいページが増えました。みんな、どうもありがとう。