今日は午前中に病院に行き受診してきました。生検術の傷口を抜糸してきました。あと、病気について、いろいろと質問して、答えていただきました。はじめから信用できそうな先生だな、と思っていましたが、受診の回数を重ねるたびに、より信頼度は高くなり、不安に感じていることを素直に相談できるようになりました。
治療方針は、もう少し先にならなければ決まりませんが、気持ちは焦っていません。胞巣状軟部肉腫には治療薬が見つかっていないこと、転移している場合の予後は不良だということ、そんなことを踏まえながら、今、この瞬間を精一杯生きることしかできません。
でも、案外、時間を大切にするとか、精一杯生きるって、どうしたらいいか分からないです。なので、私が今、実行しているのは、これまでお世話になった方へのお礼参りです。先日は、故人になってしまいましたが、芸大受験時に応援してくださった方のお宅にお伺いして、仏様にお線香をあげさせていただいたり、若い頃に粗相をしてしまった方へ謝罪のお便りを書いたり、電話したり・・・、そんなことをしています。あとは、日々の些細なことでも感謝する気持ちを言葉にすることを大切にしています。
お酒を呑まなくなった分、本を読む時間も増えました。その中から生きるヒントを得られるかも知れません。よい本があれば教えていただきたいですし、また、面白い本にめぐり会えたなら、皆さんにお知らせします。よろしくお願いします。