昨日、海老名市民ギャラリーに『第25回 百傑書展』を見に行きました。座間で書道の先生をしていらっしゃる友達や、そのお弟子さんの作品を展示していました。私も、かれこれ、10回ぐらいお邪魔しているでしょうか?
書道の他に、華道や写真の展示している年もありました。最初は、お付き合いで、この展覧会に行ってましたが、回数を重ねるごとに、素人ながらも受ける印象が変わってきました。
字の形だけではなく、その人が選んだ言葉、それに込められた魂、額や台紙など、様々なところにまでセンスが反映されているのだな、と感じました。
私の友人の書は、ひいき目もあるかもしれませんが、一番、インパクトがありました。世の中は無常というけれど、季節がめぐれば、鳥たちは歌いにやってくるし、植物も、時期がくれば、忘れもせずに、実や花を付ける…と言うようなことを表現していました。
日々の生活に追われていると、目先のことにしか意識がいきませんが、本当は、大きな自然の流れの中に、自分は、人間は、生きているものすべてが存在しているのだな、と思わされた一日でした。