今年も残すところカレンダーもあと1枚になりました。ぼちぼち来年のスケジュールも決めなくてはならなくなりました。今、現在の私はとても元気ですから、周りの方は大丈夫だろうと言ってくれますが、正直なところ、私自身はとても不安です。
来月にもアトリオン音楽ホール(秋田市)でリサイタルをさせていただきますが、2009年12月にもリサイタルを開催しませんか?というお誘いがありました。ちょうど、昨日クリスマスツリー(120cm)を購入しました。どうか、来年もクリスマスを迎えられますように、という思いを込めてです。1年後の私がどんな状況なのか想像もつきませんが、リサイタルのお話をお引き受けしました。
それとは別にも、神奈川県内であるコンサートに出演する予定です。しかし、主催者側から「千の風になって」を是非、歌って欲しいとのこと。私は、この曲は好きですし、秋川雅史さんも嫌いではありません。むしろ尊敬しています。でも、この曲を私が歌うって、どういうことなのかな・・・と。とても抵抗を感じます。なぜなんだろう?
仕事なんだから歌いなさいという人、なにもこの曲じゃなくたって、と言う自分。お客さんが喜べばそれでいいのか?たかが1曲、されど1曲。複雑な心。なぜ、こんなことで悩むのかな〜、俺。「千の風に〜」歌えばいいじゃん。
「千の風に〜」も確かに素晴らしい作品。しかし、私はそれを歌うよりも、もっとお客様に喜んでもらえる曲を、心を込めて歌わせてもらうように相談したいと思います。
私のような歌手が、この1曲をめぐってここまでお返事を渋るだなんて、なんて生意気な!と取られたらそれまで。でも、私には非常に重要なこと。
ビバ頑固!