私の生徒さんで、レッスンを始めて3年が過ぎた男性(Mさん)という方がいます。そのMさんは「音楽」にハマったみたいで、私のコンサートには欠かさずいらして下さるし、月3回のレッスンは熱心に受けられるし、サークルぼいすにも毎回参加しています。
音楽の魅力を知って、今は人生が本当に明るくて楽しいそうです。確かに、最初にお会いした時と今とでは、話すトーンも表情も随分と変わったように思います。先日Mさんがちょっと面白い話をしてくれました。
人って「いやだな〜」と思うと、猛毒が出て、体内の血液をめぐるそうなんです!だから、「いやだな〜」が連続すると、身体は毒に侵されて大変なことになるんですよ。・・・と。その猛毒って、毒蛇が出す毒の次ぐらいに強烈なものだとか。
だから、Mさんは日常生活の中から、できるだけ「いやだな〜」という感情を抱かないように工夫していくうちに、生き方が変わって、仕事も順調になり、成果をあげられるようになったそうです。
生き方というもの、つまり「自分」というものは、誰かが変えてくれるものなのではなく、自分自身なんだなと、あらためて感じました。Mさんの場合、そのきっかけが私だったり、音楽だったり・・・というのは本当に嬉しいことです。
でも近頃の私は弱くて、わがままになって、傷ついて、自分から分泌された「猛毒」を自分の身体に出しているんじゃないかな・・・。
生き方を変えたきっかけを私から貰ったというMさんから、今度は私が生き方を変えるきっかけを貰いました。
※ここからは私なりの「猛毒」の研究
「いやだな〜」というストレスの連続
→交感神経優位の状態が連続
→低体温
→免疫力低下
→病気(猛毒・万病)
つまり、この逆をいけば、理屈では心身ともに健康になれる訳ですね。見えない明日を、起こって欲しくないことで頭をいっぱいにして不安に生きるのではなく、見えない明日だからこそ、起こって欲しい素敵なことを頭に描いて、明るく生きる・・・。