今日は検査のために病院へ。骨シンチをしてきました。がん患者さんなら、ペットCTやMRIと同様によく受ける検査ですが、簡単に説明すると・・・。
主に骨にがんが転移していないかを調べるもので、微量の放射性医薬品を注射します。薬は骨の異常部分に集まり、その薬からは放射線が放出されているので、検査用のカメラで撮影する、といもの。(・・・と説明を受けた。)私は9時に注射して、14時に撮影。撮影時間は35分ぐらいでした。
胞巣状軟部肉腫は骨や脳に転移しやすいと言われているので、来月はじめには、脳のMRIの検査を受ける予定です。
私の知る限り、胞巣状軟部肉腫は、DNAの何番目?かと、何番目かに異常があって、それが原因で異常細胞が作り出されてがん化したものだと聞きました。インターネットで調べても、あまりにも稀な病気だからか、そのような情報は正確につかめていませんが・・・。世界のどこかでは、こんな稀な病気のためにも、治療のための研究している人がいるんだね・・・。
とは言え、私の場合、他に転移してたとして、なんらかの治療を受けて体力を落としてしまうと、現在でもかなり大きくなった肺の腫瘍や、他の腫瘍にも影響を及ぼすであろうから、やっぱり、経過観察、そして、症状緩和のコントロールをして粘って生きていくのが良さそう。
もし、治療法に選択肢がたくさんある病気だったらどうしたんだろう・・・。自分では選択できなかったかもしれない。たとえ何かの治療を希望しても医療費が高額!?なんてことで悩んだかもしれない。音楽での収入で、やっとこさ毎日の生計を立てている私には、今日のような検査ですら金銭的には厳しい感じ。まあ、貧乏なんて、今に始まったことじゃないから、いいけれど。
音楽と、こんな私でも愛してくれる仲間と、まだまだ楽しく生きていきたいな、と思います。一度きりの人生なんだから。