来月の手術のこと、入院のこと、足の骨の痛み、胸の違和感・・・などなど、いろいろあるのだけれど、そんな中、「まさか!?」の出来事が2つ起きました。
まずひとつは、以前ブログでも紹介しましたが、私が小学校1年生から6年生まで、休むことなく通ったピアノのお稽古で、レッスンをして下さった聖子ちゃん先生(のりこ先生)と、なんと11月に共演することになったのです。当時の私には、のりこ先生が聖子ちゃんにしか見えなくて、レッスンに行くと、聖子ちゃんとたのしいひとときが過ごせる・・・という、とっても不純な理由で通っていましたが、音楽の楽しみを教えてくださり、今日、私をこの道に導いてくれた最初に出会った先生です。
先生との共演は、青森県三沢市の文化祭の一環で、名曲堂ヤマハ音楽教室が主催で開催する「どれみアンサンブル」という音楽会です。会場は11月21日(土)三沢市公会堂大ホール。詳細が決まりましたらお知らせします。
次に、今朝、レッスンをしていたら、一本の電話が・・・。リサイタルのチケットの予約かな?と思って受話器を取ると、な!なんと!作曲家でピアニストの雁部一浩先生からでした。雁部先生の作品は、「八木重吉による5つの歌曲」を昨年の山形でのリサイタル、今年は3月に海老名、7月に千葉、「石川啄木による8つの歌曲」は先日の秋田で演奏しました。そして、今月、日本橋公会堂のリサイタルでも演奏します。
どんなご用件でお電話だったかと言うと、雁部先生がピアノをお弾きになるので、私に、これまでに歌った作品を録音しませんか?というもの。それも、ニューヨーク製のスタインウェイで!
私は、気が動転して気絶寸前。だって、だって、私にとっては音楽の「教祖」的存在のお方だから!動転したものだから、遠慮なしに「はい、絶対やりたいのでお願いします!」とお返事して、今月中にお会いできることになりした。でも、電話を切ったあと、「なんだか大変なことになってしまった・・・」と震えたりして。
雁部先生の作品との出会いは1994年、山形大学時代のことでした。それから上京して、偶然にも須江太郎さんのお師匠が雁部先生で、もっと深く知ることが出来ました。私が病気をしてからは、私が演奏しておきたい作品として、いつも雁部先生の作品を一番にしてきました。・・・、さっきの電話、夢じゃないよね〜。
まだまだ、俺、頑張るぞ!