今日の午前中、無事に入院しました。術後はしばらく痛むだろうから、今日は大切な休暇です。
午後からは時間があったので、まずはコルンゴルドという作曲家の室内楽曲と歌曲を聴きました。以前から興味があったけれど、こんなにじっくり聴いたのは初めて。官能的で現代的で…、ああ、なんて素敵。心の隙間にすっぽり入ってくる作品でした。
そして、ha-j先輩が作曲してくれた作品に、いよいよ詩を付ける作業に取りかかりました。既に6月には作品を送っていただき、11月の『たざわこ音楽祭』での共演を企画しているというのに、私は手をつけられずにいました。
片手間に詩を考えてはいけない…と思って、じっくり考えられる時間を作ろうと思っていたら、とうとう今日になりました。
ha-j先輩の曲のイメージは、雪が溶けて、やっと春を向かえようとする角館。木造の古い校舎。大人になっても変わらぬ熱い胸の思い。さりげなくよりそう優しさ。
昨日のリサイタルが終わって、新しいことにチャレンジしてみたいと思う欲求は、ここにぶつけてみようかと思っています。