最初のサイバーナイフ治療をしてから2週間が過ぎようとしていますが、照射した部分の頭皮がむずがゆくなり、髪の毛も抜けてきました。すっきり丸刈りにしようかと思っていますが、まだ目立たない感じもするので、もう少し様子を見たいと思います。塞栓術も含めて、頭部の治療の効果は、21日にMRIを撮ってみないと、まだわかりません。
また、近頃は、咳き込みの頻度も増えて来たので、どうにか、これ以上、肺の腫瘍がワルサをしないようにと経過を見守っているところです。
そして、今後のメイン・イヴェントは、なんと言っても足の切断です。このこと自体には何の迷いもないのだけれど、私の覚悟というものは、「手術を受ける」という時点までで、そのあとのことは、想像ができませんでした。
しかし、切断術を行なって、リハビリをして義足をつけるまでが、とても大変なことだということを、この経験されたいろいろな方のブログを読んで知りました。義足でスポーツの大会に出場されている方をテレビで観たりしていると、とても生き生きとして輝いて見えるのですが、それは、そこまでに本当にお辛い思いをしたからこそ、あれ程に輝いているのだと、つくづく感じました。
私は、つい最近、交通事故で右足ひざ下からを切断し、義足で生活をしている方と知り合うことができ、その方の体験談を詳しく教えていただきました。どんなふうに手術をしたのか、どんな痛みを伴ったのか、そして、リハビリのこと、義足をつけるまでのこと。また、その間、どんなことを感じたのか。また、障害者となって、社会とどんなふうに関わって生きていこうとしているのか?本当に貴重なことを知ることができました。
お医者さんは、だいたいの治療については説明してくれますが、やはり、経験者の方のお話というものは、より具体的なイメージが湧いてきます。医療に携わる方々にとっては、「よくあること」だから、説明も端折ったりするのかもしれませんが、治療を受ける側にとっては、大事件の連続だったりします。(尿管のカテーテルとか。)
私が知り合った方は、人間的にも尊敬できる方で、これからも頼りにしていきたいと思っています。この方は、今、私の心の支えとなっているKさん(今年の1月お亡くなりになった女性)と同じ街に住んでいらっしゃるとのことで、不思議なご縁を感じます。きっと、Kさんが出会わせてくれたのだと、私は勝手に思い込んでいます。
それにしても、「出逢い」とは宝ですね。
大切にしたいと思います。