昨日は、横浜市岩間市民プラザホールで「第8回50分+αコンサート」(昼・夜2公演)を開催しました。ご来場下さった皆さん、共演者の須江さん、首藤さん、応援にかけつけてくれたアベタカヒロくん、お手伝いをしてくれた仲間たち、ありがとうございました。おかげ様で、楽しい時間を過ごすことができました。今回もピアノの調律は(株)タカギクラヴィアの高木社長が直々にいらしていただきました。
オープニングは、「ゴットファーザー愛のテーマ」のヴォカリーズ、そして、プラグラムの前半は、私のソロで、フランスの作品を中心に演奏しました。
・ゴットファーザー愛のテーマ
・パリの空の下で
・パリへの旅 (プーランク)
・優しく (サティ)
・カラスとキツネ
続いて、芸大同期の作曲家、アベタカヒロくんにアレンジしてもらった、「初恋」(詞・曲:村下孝蔵)。そして、新作「最愛」。この曲は、アベくんが、「初恋」と相対する作品として作曲してくれました。彼が、今、持っている技術のすべてをこの曲に注ぎ込んだと言っていました。それは、譜面を見た時に伝わって来ました。そして、音にした時には、想像を越えるものがありました。そんな作品に、自分の詩をのせるのは、とてもプレッシャーがあったし、アベくんからは、私のストレートな思いを来てほしいとリクエストがあったので、詩がまとまるまでには、随分と時間がかかりました。出来あがった詩を見て、「本田さんは、まだ、気持ちをオブラートに包んでいる。」と言われてしまいましたが、今後、少しずつ手を加えて完成させたいと思っています。
第7回50分コンサートに続いて2度目の登場は、特別ゲストの首藤玲奈さん。演奏は、もちろん素晴らしいのですが、まわりの人を明るくして幸せにしてくれる、あの雰囲気が大好きです。
・ロマチストの豚
・Fancy〜気まぐれ〜 (プーランク)
・おぼろ月夜
・踊り明かそう
そして、須江太郎さんのソロ。昼の部では、リストの「愛の夢」。夜の部はシベリウスの「?(タイトルを忘れてしまった)」でした。昼・夜、別のプログラムを組むなんて、さすがだよね、須江さん。
プログラムの後半は2重唱。
・紅葉
・星に願いを
・すべての山に登れ
会場の皆さんと「里の秋」も歌いました。
いよいよ来年はデビュー15周年。デビューは、高橋和恵先生のご指導のもと、F歌劇団のオペラ歌手育成部の同期、鳥居紀子さん、松本美保さんと共演した「ドニゼッティ生誕200年記念演奏会」(1997年6月@日暮里サニーホール)です。和恵先生の熱血のご指導が懐かしい・・・。昨日は、先生も、お二人もかけつけてくれました。来年は、また3人でコンサートをしようか?という話になりました。実現できたらいいな。
最後に、震災の義援金にご協力くださった皆さん、ありがとうございました。これまでも、私のコンサートでは、多くの方が募金して下さいました。ブログでもご報告した通り、日本赤十字社に送金しましたが、被災地では、まだまだあんなに辛い思いをして、緊張した状況のなかで、余儀なく生活されている方がたくさんいらっしゃるというのに、ただ、お金を振り込んだだけで、なんて自分は楽をしているのだろう!と反省しています。
来月から来年の初めにかけて、南相馬市、いわき市などにコンサートで4回(予定)行くことになっています。歌を届ける他に、現地の方に喜んでもらえるようなお土産を持っていきたいと思っていたので、その時、皆さんからお預かりした募金を使わせていただきたいと思っています。ご理解のほど、お願いいたします。集められた募金は、昼・夜公演合わせて、7万1986円をお預かりしました。責任を感じています。また、ブログで報告していきます。
陸は海へ、海は空へと
永久に命 続くから
恐れないで
未来を語り合おう