今日は、転移した脳腫瘍について新横浜のサイバーナイフセンターで診察をしていただきました。総合的に判断してサイバーナイフ治療ではなく、がんセンターで手術を受けた方がいいだろうということになりました。左半身にいつ麻痺がおきてもおかしくない状態なので、早い時期の手術をすすめられました。
私は、その診断内容には動揺しなかったのですが、サイバーナイフセンターの担当の先生が、転勤になると聞き、大きなショックを受け、その場で泣いてしまいました。がんセンターの脳外科の先生と同様に、心から頼りにしていたからです。しょうがないか…。つらいお別れですが、これだけ信頼できる先生に出会えたことに感謝したいと思います。
その足で、がんセンターへ行き、脳外科の受診をしました。こちらも担当の先生は今月で転勤します。充分な説明をしていただいた上で、今、手術を受けなければ後々後悔するだろうと思い、リスクはあるにせよ、治療を希望しました。
しかし、担当の先生が転勤する前に手術してもらうとしても、もう、時間がありません。もちろん、がんセンターには他にも優秀な脳外科の先生はいらっしゃいますが、大切な身体を預けるには、これまでお世話になった、この先生に手術してもらいたい!
私の場合、肺に転移した腫瘍もあるため、まずは全身麻酔ができるかの検査を受けた結果が出てから、今後のスケジュールが決まります。
死にたくないのではありません。アベタカヒロくんの作品を歌ってCDに残したい。4月のコンサートで伊藤伸くんにバトンを渡したい。その願いを叶えたい、ただ、それだけです。