今日、4月28日、秋田県大仙市にある中仙市民会館ドンパルにて開催された「本田武久☆伊藤伸ドリームコンサート」に出演しました。ご来場下さった皆様、スタッフの皆様、共演してくれた伊藤くん、ゲストの首藤さん、ありがとうございました。
秋田県の内陸部は今まさに春を迎えたばかりです。桜は咲き始め、菜の花やスイセン、水芭蕉の花も満開で、遠くの山にはまだ雪が残っています。大地と自然のパワーを存分に浴びて、演奏することができました。
伊藤くんとの共演は初めてでしたが、リハーサルの時と同様に穏やかな雰囲気で、私は自由にうたわせてもらいました。ゲストの首藤さんには、演奏も楽屋も明るく盛り上げてもらいました。
今回の大仙公演を主催してくれたのは、私が山形大学卒業直後に勤めた秋田市内の高校の教え子の小松美岐さんが、どうしても大仙市で、私のコンサートを開きたい!そう打診されたのがきっかけです。彼女が生まれ育った故郷の皆さんに私のうたを聴いてもらいたいという気持ちがとても伝わって来たので、喜んで引き受けました。
しかし、今の私の毎日は穏やかではなく、まわりの皆さんにはご心配をおかけしましたが、なんとか無事にやり遂げました。
それだけで充分に満足のいくステージでしたが、なんとサプライズがありました。私の知らないところで芸大声楽科同期のみんなが集まって、合唱版「最愛」をDVDに収めたものを会場で放映してくれたのです。作・編曲はアベタカヒロくん、詞は私。ピアノは山田剛史くんが弾いているではありませんか!会場には東京から、高原さん、布施さん、小泉さん、藤井くんも駆けつけ、色々と小細工をしてサプライズが成功するように仕込んでくれたのだそうです。
私も客席で聴かせてもらいましたが、留学している仲間も、大活躍中の仲間も、本当に懐かしく愛しい同期のみんながここまでしてくれたことに驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!ありがとう!生きることを諦めなくてよかった!うたい続けてきてよかった!