昨日は秋田から須江さんのリサイタルを安藤満里さんが聴きにいらしてくださいました。彼女は仙北市で「Otoをたのしむ会〜古きピアノに樺細工のアートプロジェクト」の代表もされています。昨日はその樺細工のピアノの今後について相談にのりました。
それは、なんとこのピアノの新規の催しごとのプロデュースを私にしてもらいたいとのことでした。私にできるかどうかは分かりませんがチャレンジしてみようと思います。
春の季節には秋田県内の演奏家が約8日〜10日、平福記念美術館でコンサートを開催したり各種イベントが催されています。
昭和29年に小松小学校に寄贈されたピアノが、平成22年3月に樺細工のグランド・ピアノ「奇跡のピアノ」として生まれ変わり、樺細工の伝統工芸の魅力が伝えられ、その楽器は武家屋敷の中にある平福記念美術館に置かれています。みなさんとても大切に扱ってくれるので嬉しいです。
私としては、できれればこのことを、まずは地元のみなさん(特に子供たち)に知ってもらいたいです。学習発表会や芸術鑑賞会など、美術館に相応しいイベントを提案したいと思っています。どうかこの楽器が奏でる音楽と伝統芸術が仙北市の宝として、更に発展し続けますように。