緩和ケア病棟に入棟して、既に三週間強が過ぎました。今日は胸のX線の写真と採血があり、入棟当時と比較しました。
採血には問題はありませんでしたが、右肺は真っ白になっていて、ほとんど機能しなくなっているとのこと。左肺は大小の腫瘍が点在していますが、酸素吸入器の力や先生方がベストな薬を処方して様子を見て下さっています。
他に、未治療にしたままの脳の転移腫瘍、食事に大きな障害をきたしている舌の腫瘍も今の私には不安理由となっていますが、それ以上に心配なのは、病状が進み、万一、入院が長引きそうになった場合、転院や自宅介護になってしまう可能性があるようです。特に転院となれば、私のように複雑で病気の原因が判らぬような患者は入院を断らるケースも少なくないようです。
もちろん、緩和ケア病棟への入棟をご希望されている患者数は少なくないことも充分知っています。だから、あと、2〜3か月で死ねたらいいのに。でも、いつかのブログに書いた通り、自分の寿命なんて決められません。そのときになったら、またベストな選択をします。