デザイン変えたんだけど、見にくいかな?
しばらくこれでいきます。
先日、City Super主催の日本酒フェアの試飲会に行って来ました。日本から22の酒蔵が出展しており、傲慢で屁理屈ばかり垂れる東北の某酒蔵(酒もクソまずい)を除けば、楽しく試飲させていただきました。
あくまで私見ですが、獺祭(だっさい)、竹林、出羽鶴、天寿、天鷹などは、しっかりとした造りのうえに各蔵の個性が現れているなあと好印象を持ちました。
なかでも頭が下がるのは、獺祭の旭酒造(山口)。桜井社長の酒造りに対する姿勢、消費者の目線に立った考え方、そして何よりそのお人柄。もはや実力・人気ともに兼ね揃えたトップクラスの蔵元でありながら、少しも驕ることのない社長のお人柄に、正直感銘を受けました。素晴らしいです。
獺祭は、先月号の「食楽」でも「日本酒のプロが選ぶ純米大吟醸」第一位に選ばれていました。僕はその手のランキングはあまり信用しないのですが、飲んでみると確かにおいしい。去年利いたものよりも更においしく感じました。あれだけ削っているのに米の甘みがしっかりと残っている。精米歩合23%も39%も50%も個性は違えど味にブレがない。
旭酒造は、精米歩合の低さ、遠心分離機による搾り、社員の平均年齢などなど、“日本で唯一”が凝縮したような蔵です。
詳しくはまた今度暇なときに書きますわ。
お人柄という点では、獺祭と仲良しの竹林(岡山)・丸本社長も、とても物腰柔らかな謙虚な方です。竹林は僕も好き。
また、2度も遊ZENにいらしてお土産をたくさん置いて行かれた麒麟(新潟)の佐藤社長も、人の良さでは右に出る者はいないでしょう。
お酒は人が造るものですから、蔵元の人柄もお酒を選ぶ際の重要項目。造り手が見えると酒の味も違ってくるものです。
フェアは26日(日)まで Causeway Bay の City Super 入り口付近で開催されています。どうぞ足を運んでみてください。ただし、思い上がりの勘違い蔵元にはご注意を。

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