あさ開「源三屋の隠し酒」(岩手)をいただきました。
精米歩合80%の純米原酒。
2005年に純米酒の精米歩合規定が廃止になって以来、初めて飲む低精米の純米酒です。(2005年以前は70%以下でないと「純米酒」と名乗れなかった。)
しかも、なんと飯米である「ひとめぼれ」100%使用。
造り手は「現代の名工」にも選ばれた藤尾正彦杜氏。
さてお味の方は、
米の甘さがダイレクトに伝わってくる甘口。
かと言って、ベタベタとしたくどさは全くない。
心地良い甘味、とでも申しましょうか。
香りは、分かりやすく表現すると、まるで酒粕のよう。
通常なら削ってしまう部分も酒になっているからか。
当たり前のように吟醸香が漂う酒が市場に出回る中、あえてこういう酒を世に問う意義は大きい。
もっとキレがあると最高なのだが、80%精米ということを考慮するとこの軽さは上々。
料理との相性の幅も広そうである。
常温〜ぬる燗が◎。
恒例となりつつある、お呼ばれ日本酒の会。
起きて一口目がお酒という、非常にカラダに良くない催しですが、いつもおいしいものをたらふく頂いております。
今回は食べ過ぎてしまい、お酒があまり飲めず。
朝の4時まで腹が苦しかった。
いやはや、ごちそうさまでした。
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