日曜日の朝一番にホテルに出てレンタカーを借りにダウンタウンに向かった。ハイブリットの車でとても良かったのですが、最初エンジンがかからないと、内の人はちょっとパニックになっていました。詳しい説明ははぶくことにして、分かる人には分かるでしょう。これは本当に静かな車で、次に買うならハイブリットにしようと話すくらいでした。

この写真の右斜め前方の果て250キロくらいの所に目的地の町があります。
無事に出発して、レンタカーを借りる時に薦められた1号線の海岸線をドライブして感激しました。道路脇の海岸線には砂に這うように草花が密集しており、5月になればさぞかし美しい花で埋め尽くされると思います。海は何時まで見ていても飽きることもなく、ミニ東尋坊だ、青島海岸だと勝手にネーミングしながらドライブを楽しみました。

18番グリーンです。いつかここでプレーすることを夢見て感激しておりました。私ではないですよ。
サンタクルーズを過ぎてしばらく行くと、モントレーの町に着きましたが、そこを素通りして17マイルスロードに入りました。ここは9ドル50の料金取ります。内の人はぺブルビーチゴルフコースに行きたかったので、まずそこへ行って、ゴルフシャツと帽子を買いました。それからお昼を食べて、17マイルスロードめぐりに出かけました。海のないトロントから来たので、どんな海の景色にも感激です。帰りは反対側のゲートから出て、カーメルCarmelの街に入りました。

海岸線の松はみな強風にあおられて必死です。砂浜からの砂煙りも相当なものです。
昔クリント・イーストウッドが市長をした街としても有名ですが、此処が芸術の町として有名なことが本来の姿です。きれいな町並みは歩いていても楽しくなり、海岸線を目指して知らない間に下り坂を歩いて行き、夕日が美しいとことで知られる浜辺に着きました。
残念ながら夕方から雲が出てきて夕陽は見られませんでした。そしてホテルに帰る道は、こんなに歩いてきたのかと思うくらいの上り坂でした。
ここの道は角にあるストップサインの柱の部分にそれぞれの道の名前が表示されいるますのでとても分かりやすく、車のためというより歩行者のためのものでした。
レストランは一軒屋のリビングルームくらいの広さで、いたる所にあり、どれも入ってみたい気がしました。シーフードはとてもおいしかったのですが、ここ数日アメリカサイズの量に困惑気味です。活気あふれる国は若い人たちの為にあるのかなあと思ってしまいます。
月曜日の午前中は、カーメルの街を散策して、素敵な公園を見つけたり、大好きな路地の中を散策してすごしました。
お昼にモントレーmontereyに入りました。カーメルと違い、ここは道路の名前が分かりにくくてこまりました。カーメルの町と打って変わってこれがUSAと言う町でした。ついていけません。
水族館の近くでしたのでまず見学に行きました。そこでクラムチャウダーとシーフードを食べたのですが、その名前を思い出せません。ほかでもそのメニューを見たのですが、これからは気がついたらメモしておかないと記憶に残りません。
ここの2階では、子供のためのものがいろいろあり、体験できるところでは、ボランティアか館員か分かりませんが、おばさんたちが子供相手にヒトデなどを触らせながら、親も混じって話しに花を咲かせていました。
くらげの美しさは、うちのカメラではとても表現できません。それはそれは美しかったです。大阪の海遊館のくらげもすてきでしたが、ここのはサイズもジャンボでした。
オーディトリアムでくらげについての映画があるようなので、休憩もかねて座っていました。時間が来るまで、スクリーンにはくらげについて色々な質問が流れては答えが出ていました。時間になって説明係りの女性が入って来て、質問は無いかと聞いたら子供たちが次々と質問していきます。
どんな質問に対してもそれに適切な映像を流しながら説明していきます。時間が過ぎても質問したい人は残ってくださいと言うと、何人もの人たちがその女性の所へ行って、順番に質問していました。ここでレクチャーをすることを学んだ気がしました。今までの考えを捨てて、新しい説明の仕方を考えてみようと思いました。
タツノオトシゴコーナーです。魔法使いの家に入ったような黒を基調としたレイアウトでした。二つともタツノオトシゴです。いくら見ていてもあきませんでした。USAの水族館とかテーマパークとかのコンセプトはなかなか真似が出来る物ではありません。この水族館でも規模とか内容では海遊館の方がもっといいかもしれませんが、子どもたちをどう扱うかとかの考え方が根本的に違うように思いますし子供たちの教育の受け方の違いも出てきていると思います。とにかくこの水族館では考えさせられました。
夜は、old fisherman's grotto でアバロニやシーフードを食べて良かったのですが、その晩から翌朝まで私だけ大変な目にあいました。これは食べ物にあたったのではなく、精神的に大きく改革したことに体がついていかなかったと思っています。この一晩は苦しみながら色々と決心したことがありました。
モントレーの海岸線には美しい遊歩道があります。本当はここだけでも一日が過ごせます。