15日(金)、昼過ぎにトロントを出発してロンドンへ行きました。フィギュアスケート世界選手権の男子フリーを観戦するためです。
2時間ちょっとのドライブをして、午後3時前にホテルに到着。チェックイン後ちょっと休憩して、会場のバドワイザーガーデンのあるロンドン市内へ向かいました。小さな街なので歩いて何処へでも行けるのですがとにかく寒い。
会場の隣にあるマーケットプレイスに行ってからロンドン博物館へ行ってみました。博物館や美術館のギフトショップに行くのが好きなのです。時間も時間なので今日は店だけのぞいてみようと思ったのですが、そういうお店は無く、ただギャラリーで何か即売会をしています。
見てすぐに好きになったのですが、訳も分からず見ていると、ここにサインがあるでしょうとか、大会会場に行ったらサインしてくれるとか、親切なカナディアンが言ってくれるのですが要領がいま一つ分かりません。
よくよく見てみると、トーラー・クラストンのサインが入っています。この名前を聞いてすぐに分かる人は、ある程度の年齢か、スケート好きの人でしょう。70年代に時代の先端を行き、理解されにくかったスケーターです。カナダでは6,7年トップの座にいました。オリンピックでは銅メダルを獲得しました。
現在、羽生のコーチをしているブライアン・オーサーやエルビス・ストイコが現役の頃によくテレビで解説していたのを覚えています。現在67歳、メキシコで芸術活動をしているそうです。思わぬ人に出会えました。売上金の一部は、スケート協会に寄付されます。
パトリック・チャンと高橋大輔は少し残念でしたが、この二人のスケーティングは抜きん出ていたと思います。また羽生と無良の復活演技が見られたのが一番うれしかったですね。思い立ったのが1月だったので3階席しか残ってませんでした。せめて2階席で見たかった。
翌朝は一面の銀世界。5cmくらい積もってましたが、3月中旬なのにまだ乾燥粉雪です。ロンドン恐るべしです。スノーベルト地帯で有名な所ですから。今は情報が豊富なお陰か、日本からのツアー客が重装備なので安心しました。今日はトロントに戻るだけなので、近くのモールを歩いたり、また博物館に行きました。普段はお昼から夕方までしか開館してないのに、今週は夜9時まで開いてます。
ここにある「リバーサイド」という名前のダイニングも普段はランチだけなのに午前11時から午後11時まで開いてます。そこでお昼を食べて、昨晩は会場入り口の前にある「ABRUZZI」という名のレストランで食事して、マーケットプレイスでアップルパイのようなものを食べて、ロンドンを満喫してトロントへ戻りました。
ところで、昨晩リゾットを食べたのですが、その中に生ハムかソーセージかはっきりしなかったのですが、薄くスライスされたお肉がとてもよい調和でおかゆ?とハーモニーを奏でてました。ネットでサイトに入ってメニューを調べたら野うさぎを焼いて野菜で煮詰めたものと分かりました。それをとても薄くスライスしてたのですが、あれはウサギだったのかと分かったら何ともいやはや。でもほんとにおいしかった。オーダーする時にメニューをちゃんと見ていて、野うさぎと知っていたらオーダーしたかな。