昨晩遅くなったので、今朝、12日(水)は、ゆっくりしてモンマルトルへ行きました。おかしなもので、あれだけ期待していた所でしたのに、
行ってみるとまず入り口でおかしな人たちがたむろして観光客に何か強要しようとしています。テルトル広場の方へ行く途中には、絵描き集団が描かせてくれと寄ってきます。それらを避けるように無視して広場に行っても、総てが商業主義に押されてしまって、何か虚無的なものを感じ居心地がとても悪かったです。

(サクレクール聖堂)
丘の上からの景観を楽しみにしていましたが、木立に遮られてエッフェル塔が見えません。パリという街でのこの塔の存在価値をしみじみ感じました。
でも昔、芸術家たちが此処で画題とした素晴らしい通りを歩いていると、坂道は大変でしたが、改めてパリの街そのもののこだわり、信念を貫き通すすごさを感じました。
すぐ近くで「ダリ展」をしていて、内の人が見たいと言うので行きました。
その後、蚤の市に行こうということで、メトロ4の終点に行きました。外に出たとたんに感じた緊張感に身を硬くしながら、内の人がすぐそばにあったスタンドに入って聞いて来てくれました。
よく調べていなかったので、週末しかしていない事を知らなかったのです。次回パリにきたら蚤の市に行くかどうか聞いたら、行かないと言ったのでホッとしました。多分もう二度と来ることはないでしょう。週末に行かなくて良かったくらいに思っています。
再びオルセー美術館に戻って、ミュージアムパスの2日用(30ウーロ)を買い、前回夕方に入って半分しか見てなかったので、まだ見ていないところを見て廻りました。

(オルセー美術館)
So see you then !