東海電気鉄道で大きな記事といえば、唯一車籍なしの動態保存車であろう。
通常は柚子原駅で保存されている旧1000形TK001編成であるが、この車両に大きな動きがあった。
2016年11月20日、神崎発柚子原行最終列車に、電気機関車EL6501号機が連結されていたのであった。電気機関車が牽引する形で運転され、柚子原駅到着後、機関車は旧1000形に連結された。

翌21日の早朝、始発列車が走り出す前。電気機関車にけん引された旧1000形電車は神崎総合車両基地へ回送された。
東海電気鉄道の関係者によると、旧1000形の車籍を復活させ、営業列車に再度投入する予定なのだという。

さすがに車番は新1000形と被るため、新たに1201+1221+1211+1251の番号が与えられている。再デビューの日は早くて来年2月頃を予定している。専用の運用を準備し、運行日時などは事前に公表の上での運転となる模様である。

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