◎京神急行
8月中旬に、東日本鉄道線と京神急行電鉄東京線は相互乗り入れを開始。
急行と快速の一部が直通列車になり、当該列車は8両編成から10両編成に。
車両は6500系と新製中の5500系の完成した編成。ただ、5500形の編成増備は時間がかかるため、しばらくは8000系と9000系の一部の8両編成を直通運用に投入。
急行及び快速の多数は神奈川線と相互直通の列車で、改正後は東京線京神藤沢駅で打ち切り。結果、京神藤沢〜三島の列車は減る。ダイヤの面を含めれば、当該区間のみ運転の快速列車を毎時1本追加し(東静線からの直通車)、とりあえずの不足を補う。
◎相浦鉄道
東日本東海鉄道からの事業引き受け以前に建設を進めていた相浦線(京神鶴見〜横浜)が、既に線路が完成。
しかしながら、せっかく路線は完成したのに放置するというのは勿体無い…。そのため、相浦線を暫定的に営業運転を開始する事に。
京神鶴見(Keishin-tsurumi)
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つつじヶ丘(Tsutsujigaoka)
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神奈川新町(Kanagawa-shinmachi)
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京神神奈川(Keishin-kanagawa)
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横浜(Yokohama)
しかしながら、そのために相浦鉄道線の車両を陸路搬入も時間がかかる。
そのため、京神急行電鉄が第2種鉄道事業者、相浦鉄道が第2種鉄道事業者の状態となり、京神急行が当面の間、運行を引き受ける形を取る。
横浜以降の高架線が完成したら、相浦鉄道が第1種鉄道事業者、京神はそこに乗り入れる形に直す。
当面の間は普通列車のみの運行とし、当面は線内折り返し運転にする。
開業は、2011年9月上旬を見込み。
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しかしながら、それ以前に、横浜以降の区間では、まだ高架線が建設中の段階で、線路をつなげた上での直通列車の運行は出来ない。直通列車との連絡線の意味がある相浦線だが、こっちは全線高架線で、横浜〜磯子台の地下区間には接続できない。そのために、複々線化工事の意味合いもあって高架線建設工事としたのだが、まだ部分的にしか出来ていない。
高架線が開業した後も、地下区間は有効利用し、直通運転しない列車は基本的に地下線走行。磯子台〜金沢文庫間は地上線のまま複々線化。
…そうすると、横浜〜磯子台の駅が地下と高架と別の位置になってしまう公算が高い。1番簡単なのは、高架線を複々線で建設し、地下線を廃線にするという手段だが、こうなると金がかかるし、東日本東海鉄道時代からご利用いただいている沿線住民の方々に迷惑がかかる。それに、地下線区間を放棄するのはあまりにも勿体無い。とりあえず、できる限り近くに高架線と駅を建設。できるだけ沿って走るような形に仕立てる。
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平成24年度には、横浜〜磯子台の高架線建設の完全終了と、金沢文庫までの複々線化を完了したい。

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