
関東シティーレール(企業名、営業通称同じ)
・神奈川県横浜市に本社を開設。
・同区間の廃線跡を管理している自治体及び企業より、一旦は東静高速鉄道名義で譲受、同社及び協力会社の作業員により強度などを確認、随時復旧作業を行う。
・営業用車両に関しては、経営支援を行う東静高速鉄道グループ各社などより中古車両を提供し、絶対不足分に関しては東静車輌工業の手により、総馬電鉄に導入されている1000系列をベースに新型車両の製造を行う。
・当面は路線の全線開業と輸送力増強に力を入れ、有料特急の運転は行わない。また、それに伴う特急型車両の製造も見合わせる。
都名電から
8000形8連2本
5500形10連2本
関東シティーラインの前身となる鉄道で使用されていた車両と同型。東海電気鉄道がかつて相互直通用として導入、東静車輌工業で製造されていた。この36両は計画破たん後に工場内で保管され、後に都名電で引き取り関西高速線で使用していた。都名電で持て余し気味になっていたこと、(当時)再興指揮していた東静ホールディングスの要請により転出。
205系8連2本
T81(旧H10) Tc205-70+M205-199+M204-199+T205-130+M205-200+M204-200+T204-110+Tc204-70
T82(旧H16) Tc205-76+M205-211+M204-211+T205-136+M205-212+M204-212+T204-116+Tc204-76
代わりとして旧T14編成及び旧T17編成が転籍し、T61及びT62編成として運用が開始された。
東静高速鉄道から
10100形8連2本⇒組み換え
嘗て10000形の4連版として6編成が登場した。4編成が組み換え対象となり、2本が中間電動車及び10000形より外されたダブルデッカーを組み込んで8両編成化、残る編成と制御車4両は東海電気鉄道へ譲渡された。残った2編成に関しては、ダブルデッカーを10000形に返却、代わりに増備された中間付随車を連結して8両編成として使用されていた。11000形の追加増備に伴い余剰車となり、転出した。
京神急行電鉄
5000形8連4本,6連3本,4連4本
5500形10連6本
6500形10連3本
5000形は退役後も保留車として留置されていたものを、5500形及び6500形は朝夕方ラッシュ時にのみ使用され余剰になっていた車両。
旧愛姫シティーライン(都名電移行)
(保管)旧H3編成 Tc205-63+M205-185+M204-185+T205-123+M205-186+M204-186+T204-103+Tc204-63(8両)
(保管)旧H5編成 Tc205-65+M205-189+M204-189+T205-125+M205-190+M204-190+T204-120+Tc204-65(8両)旧H20編成のT204-190を組み込み8両編成化。
(保管)旧H20編成 Tc205-80+T205-140+M205-220+M204-220+Tc204-80(5両)サハ2両を抜いて4両編成にして使用するつもりだったよう
横浜線で使用されていた205系に関しては、AL-0形搬入前、自社発注車がそろうまでの間の試運転用として導入されていた。T205-140を総合検測車両へ改造する計画もあったが、実施されなかった。8両編成2本に関しては、東静高速鉄道線直通の急行・快速電車に投入する計画もあった。開業後、8両編成2本は朝夕ラッシュ時のみ中部高速線内で使用されていた。4両編成1本は専用ダイヤを組まれて、他の4両編成の車両と共通仕様されていた。AC-205という形式で、JR時代の車番をそのまま使用していた。
(保管)旧47編成 Tc205-1202+M205-16+M204+16+M205-18+M204-18+Tc204-1202
(保管)旧49編成 Tc205-1204+M205-28+M204-28+M205-30+M204-30+Tc204-1204
(保管)旧51編成 Tc205-1206+M205-40+M204-40+M205-46+M204-46+Tc204-1206
(保管)旧14編成 Tc205-135+M205-365+M204-365+M205-366+M204-366+Tc204-135⇒都名電
(保管)旧17編成 Tc205-136+M205-367+M204-367+M205-369+M204-369+Tc204-136⇒都名電
(保管)旧16編成 Tc205-139+M205-375+M204-375+M205-376+M204-376+Tc204-139⇒都名電
南武線で使用されていた205系は、主にAL-0形退役に伴う車両不足を考慮して導入。
これらの編成は愛姫シティーライン車籍編入の上で関西高速線の運用増強に試験的に使用。AC-205という形式で、JR時代の車番をそのまま使用していた。

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