今まで、決済期限なしだったのが2006年より1年に。
このことについて、多くの皆さんは困惑しているでしょうが、スワップ派を理解している人は問題ないことです。
私が常日頃いっていることが理解できていればです。
私がいつもいっていることは、スワップ派の目的は為替益でない、買いポジションを下げることだと理解していれば問題ないことです。
例えば
200円、199円 、198円・・・190円まで買い下がったとします。
仮に191円まで反発したとすると普通は190円のポジをナンピン決済すると思いますが、実際はどれを決済してもいいのです。
ファーストインファーストで決済していけば問題ないのです。
200円ー191円=−9円の為替損しますが、この為替損を本来決済すべき190円に持たせればいいのです。
190円+9円=199円でこの190円の損益分岐点は199円と思えばいいのです。
GFT社のように毎日値洗いされるところと取引していると思えば簡単なことです。
本来190円ポジが決済されるべきものが残って200円のポジに乗り換えたと思えばいいことです。
スワップ派のポジション下げというのは
200円のポジをいったん191円で損切りして190円で買戻すということでナンピン決済の逆になります。
先に190円ナンピンすると反発するかわからないので、先に買いポジを減らして下がったら買い戻すというのがポジション下げです。
これの方が無用なポジを増やさなくてすみますし、反発してくれば損失が限定されます。
これがいわゆる擬似ショートというやつで両建てのヘッジ売りと同じ意味合いがあります。

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