2006/1/29
家が吹き飛んでいないか確かめるためにイナカに行く。
友達Gさんが「私も一緒に行きたい」と言うので三人でドライブ。こんな寒くて薄暗い日に外を歩きたいという彼女は勿論スウェーデン人である。
家の回りは雪に閉ざされており、車を入れることができなかったのでできるだけ近くまで行って車をとめ、雪の中をずぶずぶと歩いて家にたどり着く。まわりじゅう野ウサギやキツネの足跡がたくさんついていた。

近所の道のあるところを少し散歩し、Gさんの作ってきたくれたサンドウィッチを食べてお茶を飲んでから車に乗りこみ、ちょっと遠回りをして街に帰ろうということになった。
今日は霧が濃く、灰色で何も見えない視界に木々がぼうっと浮かび上がってくる様は水墨画のようできれいだった。

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2006/1/28
今年も花火の音が聞こえている。確か去年は恭喜發財と書いたから今年は朝鮮語でお正月のご挨拶…セヘボンマニパドゥセヨ!

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2006/1/28
気がついたらスウェーデンに戻ってきてからはや二週間…
先週だったか、朝ご飯を食べながら朝のニュース中心の番組を見ていたら突然東京の街が映った。明治神宮のあたりらしい。そこにスウェーデン人男性があらわれ、「今日は日本のストリートフードを作ります」というようなことを言った。それを見てこの番組に短い料理のコーナーがあったことを思い出した。週代わりでシェフがスタジオを離れ野外などで料理をするコーナーだが外国で収録することも多く、去年の暮れ頃には女性シェフがモロッコの市場のど真ん中に台をおいて料理をしていた。
テレビには日本の屋台がちらほらと映っていたので「やきそばを作るのかな。それともお好み焼きかも…」と見ていたら、そのスウェーデン人シェフは焼きそばの屋台を占拠し、おもむろに「bibinba」を作る、と宣言した。
…で、彼の作った「bibinba」は、まず鉄板で肉と玉ねぎとピーマンを色づくまでしっかり炒め、しかるのち醤油とみりんと砂糖、にんにく、ブイヨンをコーンスターチでとろみをつけた真っ黒のどろどろしたものの入った雪平鍋を鉄板の上にどーんと乗せ、炒めた肉と野菜をぐつぐつと煮る。そしてどんぶりにご飯とその煮たどろどろを盛り付ける。
あのー、それってビビンパじゃなくて牛丼か何かのなりそこないでは?
ビビンパ(表記法はいろいろあるけれど、原音に近くカタカナで書こうとすると「ピビムパプ」が妥当だろうか)に豆もやしやゼンマイが入っていないのは仕方ないとしても(スウェーデンにはどちらも売っていない)、ごま油とコチュジャンがかかっていないことにも目をつぶるとしても(でもそれは致命的な欠陥だ!)、どうして肉と野菜をどろどろ煮なければならないのだろう。それに、どうしてビビンパが「ストリートフード」なのだろう。
このコーナーを見ていたスウェーデンのみなさん、あれを作ってみるのは構いませんが、あれは日本料理でも韓国料理でもありません。責任は全てあのシェフにあります。

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2006/1/20
旅の間よくわからなかったこと。
1、若者の観光客はどこにいるのか。
行きの飛行機には何組か乗っていた二十歳前後の若者はその後どこに行ったのか?一番有名で大きいとされているビーチに行っても、そこにいるのは三十台以上の世代だけ…
相棒の想像「若者は一晩中飲んで踊って酔っ払って、っていうのをするためにここに来ているんだから昼間は二日酔いでふとんかぶって寝ているのだろう。」
2、バックパッカーは来ないのか。
空港やバスターミナルで行き交う人々を見ていて気がついたのはバックパッカーぽい人がいないことだ。この物価の高いMalmöにすらバックパッカーが来る(たまに)というのに…
3、アフリカ人はいないのか。

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2006/1/16
しつこくグランド・カナリアの食べ物の話つづきます。
天気がいま一つだった日にバスに乗って島の中心街にでかける。
観光客が嬉しそうに短パンとサンダル姿で散歩する観光地とはがらっと違って人々はちゃんとした靴をはき、背広姿の男性も多い。やっと「スペインにいるのかも」という気分になる。
スウェーデンでは1月6日のtrettondagen(公現祭、顕現祭)はクリスマス期間の最後の日というかんじで12月24、25日のほうがずっと大切だが、スペインではこの日がクリスマスのメインの日なのではないかと思うくらい盛大に祝っている。クリスマスプレゼントもこの時交換するので暮れ、お正月を過ぎてもデパートではプレゼント用の商品を売りまくっている。
プレゼントを子どもに持ってきてくれるのはサンタクロースではなくて三賢者のようで、ショッピングセンターにも三賢者コーナーがあり、子どものお願いを聞いてあげていた。テレビのコマーシャルでも現代的なオフィスの会議室で3人がターバンや冠をつけ、ガウンをまとった姿のままでクリスマスプレゼントについて議論をかわしているらしきものがあった。
デパートの入り口のところに、四角い箱入りのものを売る特設コーナーが。

もしかして月餅??

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2006/1/15
今回の宿は備品(コーヒーメーカー、セミハードタイプチーズ用のチーズ切り、電子レンジ、アイロンとアイロン台、ドライヤー、大き目の冷凍庫と冷蔵庫など)も充実、眺めがよくて日当たりのいいベランダにめぐまれたので嬉しかったが、なんといってもスウェーデン人街だったためレストランをのぞいてもあまりスペイン風のメニューがなかった。
考えてみると

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2006/1/14
グランド・カナリア話さらに続きます。
スーパーのレジのそばで量り売り(1kg4ユーロだったかな)されていたお菓子Polvoron。一つ一つアメのように薄い紙に包まれている。

「もしかしてこれはナッツのほろほろ系お菓子かも」と買ってみたら大当たり!


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2006/1/14
グラン・カナリア島の話のつづき…
宿の近くの浜は散歩をするには近すぎるのでお隣の大きい浜にでかける。
散歩道を歩いているうちにだんだん自分が若くなってきたような錯覚を覚える。そう、若い人が全然いないのだ。


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2006/1/13
おかげさまで無事にラストミニッツたたき売りツアーから戻ってまいりました。しばらくは旅行のもようを少しずつ…

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