2006/9/29
2週間前になるが、となりの県との県境まで温室のショールームを見に行った。独立した温室ではなくて、家の壁にくっついたものを建てられたら小さいサンルーム兼温室、そして猫の寝床として利用できていいのではないかと最近私達(とくに相棒)は情報を集めている。
このたぐいの温室はスウェーデンではなくてイギリスやベルギーで作られたものを輸入するのが一般的らしい。ショールームを見て、店の人に質問していろいろ情報を集め、車に乗りこんでちょっと行ったところに「カフェ いい眺め」というそっけない看板が立っていた。矢印は坂の上を指している。ちょうどお腹も空いてきたことだし、この坂を登ったら海が見えるのかもしれない、と矢印に従って道を折れ、坂をのぼりきったら本当にいい眺めのカフェがあった。
あの木のベンチに越しかけて海を見下ろしたら気持ちよさそう!とカフェに入って相方はエビ、私は鮭のオープンサンドを注文した。でも、前に書いたようにスウェーデンで(とくにこのような街道ぞいで)ふらっと入った店でおいしいものを食べた経験はほとんどないので、味に期待はしていなかった。
…ところが、私の予想に反してサンドイッチはとてもおいしかった。びっくり。歯ざわりのしっかりしたciabata風の小麦のパン、粒辛子とディルのソースがからめられてちょうどいい味付けの鮭(生鮭を数日マリネしたもの)、きゅうりとレモン、全てがおいしかった。しかも目の前には海。
スウェーデンでも運が良ければこういうこともある、ということがわかりました。
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2006/9/29
うちの近所のななかまど(Sorbus aucuparia (花の写真はこちら 。デンマークのあちこさんのブログ にもこの実の写真がのっている。) スウェーデン語でrönn)の実rönnbärがみごとになっている。はじめは黄緑で、それが黄色→オレンジ色となり、これからもっと鮮やかな赤い色になる。
この実を直接食べることはできない(試したことはないけど)が保存食のゼリーはスーパーで時々見るし、一度職場のケータリングの肉料理(たしかトナカイかヘラジカ)に添えられていたのを食べた事がある。すぐりのゼリーとはまた違った味でおいしかった。
相棒の話によるとこの実はsidensvans (Bombycilla garrulus 日本語でキレンジャクという由)という鳥の大好物で、冬になって発酵したこの実を食べるとsidensvansは酔っぱらってしまうのだという。酔っ払ってふらふら飛んでいるところを見てみたい!
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2006/9/25
子猫たちも 大きくなった。
タイ枕に容赦無く爪をたててバリバリやるのが大好き。
母猫は最近子猫たちを避けるようになった。あまりに子供達がわんぱくで育児ノイローゼになってしまったのか…?
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2006/9/21
電話が鳴ったので出たら新聞社の人で、タイの事を聞きたいというのでお断りする。いったい誰に私の名前と電話番号を聞いたのだろう??
私は大昔タイに6年近く住んでいた事があるけれど、きのうのクーデターについて気軽に無責任で正直な感想をしゃべってそれが新聞にのってしまっては困る。もし(そんなことが起こるわけはないけれど)タイにいるタイ人の友達が私の言った事を知ったら、たぶん不愉快に思うだろう。
私にとってタイはナゾだらけの国だ。王様と仏教以外には確かなものはなく、人々は美しくて可愛く、食べ物はおいしい。
黄色いTシャツ の背中には"chan rak nailuang"(直訳すると「私は王様を愛している」)と書いてある。
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2006/9/21
道端で食べた豆腐花 がタイの最後の食事になったと思っていたけれど、考えてみたら帰りの飛行機はバンコク経由だった。しかもバンコクの空港で三時間以上も待ち時間がある。
しかたないので(嘘)タイエアラインのレストランに入り、魚のkhaao tomカウトムを注文。
マレーシアの中華粥 はごはんが糊のようにとろけているおかゆが一般的だが、タイにはこのほかにごはんをほとんど煮こまない雑炊タイプのものがある。メインの具(私が食べたのは白身魚)のほかにはちょっと甘みのある漬物とチャイニーズ・セロリ(外見はイタリアン・パセリによく似ているが味はセロリ)が入っていることが多いがこれには漬物と葱のみ。高かったがおいしかった。
道端の食堂でも高級レストランでも、タイの食べ物屋に入ると普通この調味料セットが机の上に乗っていて、食べる人が自分の好みに応じてこれらの調味料(酢+唐辛子、砂糖、フィッシュソース+唐辛子、唐辛子粉、刻みピーナッツ、等など)をかけて味を自分好みに調節するようになっている。料理の味つけの仕上げは食べる人が自分でおこなう。
今度こそさようなら、マレーシアとタイ!
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