2007/3/30
もう「こたつでみかん」の季節ではないけれど...
だんだんにぎやかになってきた市場で買ってきたみかんの一種クレメンティーノ。日本のみかんより酸味も甘みも香りもしっかりしている。皮が薄くてちょっと剥きにくいが、おいしいのですぐなくなってしまう。(例によって国産ではありません。)
写真左のあやしい影はうちのトラ猫。


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2007/3/28
「愉快な看板」にも驚いたけれど... この看板を見て一瞬ぎょっとしたのは私だけではないだろうと思う。

「ジハード自動車免許教習 個人レッスン」 ジハードさんという人がやっている教習所なのか??(注 この教習所とEUの旗は無関係です。)

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2007/3/25
今日から夏時間。
勝手に時間を調整してくれるのはコンピューターだけなので家中の掛け時計とか自分の腕時計を一時間進める。
それから、今日は「ワッフルの日」でもある(ワッフルの日については説明にならない説明を去年かおととし書きました。)ので、一応ワッフルを焼く。古くてがたのきているワッフルアイロンだが、今年もちゃんと使命を果たした。
今年も去年と同様伝統に逆らってイチゴジャムではないジャム類をだしてきて食べる。このガラスの器は灰皿として作られたのかもしれないがジャム、ディップ入れにしている。

赤いのは去年の夏に作ったうちのイナカでとれたイチゴ、野いちご、赤すぐり(レッドカラント)、そして木いちご(ラズベリー)の赤いべりー4種のジャム。野いちごの香りがきいている。
蕗の醤油煮か梅かつおのように見えるものはルバーブのジャム、シナモン入り。こういう見栄えの悪さになってしまうけれどこの組み合わせはとてもおいしい。
最後は今年のはじめに作っただいだい(ビターオレンジ、Seville orange)のマーマレード。おととしは皮が硬く、去年は苦味が足りなかったが今年はうまく行ってちゃんと苦さのあるものができた。だいだいは(というか、柑橘類はあらかたみんな)この辺ではとれないのでイタリア産のものを八百屋で買ってきて作った。柑橘類やオリーブが生えている土地に住みたい...でもベリーやルバーブもほしい。

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2007/3/25
イナカに行ったのだがカメラを忘れていた...
今日はとてもいい天気で、イナカに向かう街道の道端に春の花Tussilago(tussilago farfara 英語でColtsfoot)が一面に咲いていた。
この花は遠くから眺めると小さいタンポポに見える(和名もフキタンポポというらしい)が、近寄ってみると葉の形も花のつくりも違うしなんといっても茎がつくしのようにうろこ状になっているからたぶん親戚ではないのだろう。このページにタンポポとの見分け方が写真と絵入りで説明されている。
咳や発疹に効く薬草として長く使われたと図鑑の説明にある。このTussilagoというラテン語は「咳」「癒す」という意味があるとか。
イナカではにらもあさつきもルバーブも元気に育っていたが...どうやら青アネモネの葉を好んで食べる動物が来訪したらしく、茎を残して葉がきれいになくなっていた。これで花が咲くのか心配...

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2007/3/23
今日地方新聞のトップを飾っていたのは夕べルンド大学のキャンパスで開かれた学生の集いにゲスト出演したイタリア在住のこの女性。

(注 スウェーデン語が読める方 上の見出しは彼女の写真とは関係ありません)
アニタ・エクバーグ、マルメ出身。フェリーニが好きな人なら知っているだろう。75歳の今は淡谷のり子風だが当時はグラマーな美女として超花形女優だったという。
つい数週間前に彼女のインタビュー番組を見たのだが、バーグマンやガルボとは違って天衣無縫の魅力を感じさせるひとだった。アメリカでB級映画に出演していたころ、ショウビジネス界の偉い人(ヒュー・ホフナーだったかな?)に「そことそこを整形して、歯も矯正すれば契約してあげるよ」みたいなことを言われて地獄に堕ちろと返したという。
私はこちらに来るまで彼女がスウェーデン人だということを知らなかったが、彼女のほかにも「えっスウェーデン人だったの?」と思った俳優が何人かいる。東欧の人だと思い込んでいたレナ・オリン(ダニエル・デイ・ルイス、ロバート・レッドフォード、ギャリー・オールドマンの相手役になった大女優で「ギルバート・グレイプ」の(古くてすみません。「サイダーハウスルール」とか「ショコラ」も撮ってます)ラッセ・ハルストロム監督の妻)、アメリカ人だと思い込んでいたステラン・スカルスガルド(「グッド・ウィル・ハンティング」で主人公が天才であることを初めに発見した数学者を演じた人)やピーター・ストーメア(「ファーゴ」でスティーブ・ブシェーミと組んで誘拐犯になったごつい顔の人)、エマ・シューベリー(「タクシー」の主人公の憧れの上司ぺトラを演じた美人)。
逆にスウェーデン人だと思い込んでいたけれど実は違ったのがベルイマン監督の映画になくてはならない人リヴ・ウルマン。この人はノルウェー人だった。

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2007/3/20
今年に入ってから作ったりんごのカラメルジャム。
はじめに砂糖を焦がし、それからりんごを入れて煮る。バニラもはいっている。

ジャムの出来ですが...味はいいのだけれど、煮過ぎてりんごがほとんどとろけてしまったので期待した歯ざわりが皆無。考えてみるとイナカの保存用りんごはすぐ煮崩れるのだった...ざんねん。

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2007/3/14
再び自由になった「うちののらねこ」...
子供たちが傍に寄ってくると相変わらず嫌がっている様子だったし、避妊手術のあと無理やり拘束してしまった私たちのこともきらいになって遠くに行ってしまうのでは、と覚悟していた。
初めは姿が見えなかったのだが、2月の大雪の日...
「あ、お母さん」

「ほんとだ。おかあさーん」

のらねこが帰ってきた。
のらねこは相変わらずがんとして家の中には入りたがらないが、昔のようにうちと隣の庭を中心とした領域をなわばりとして過ごすようになった。子供たちとも少しずつ和解してきた感じで、猫一家の姿が再びみられるようになった。もしかすると親子ともども避妊手術をしたことと関係があるのかもしれない。

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2007/3/12
昨日の続き。
去年こぼれ種からどさっと発芽してしまったキャラウェイ。寒さで一度枯れたが昨日芽がでているのを発見。いつも二株あれば一年分ぐらいのキャラウェイシードが収穫できるから残りをキャラウェイシードを使う人に引き取ってもらうとして、それでも余りそう...

と思っていたら、例年の本の安売り"Bokrea"で買った野の植物を使った料理の本にキャラウェイの葉や根を使った食べ物が紹介されていた。ノルウェーではこの葉を使ったスープがあるという。葉は食べられないと思いこんでいた!

そのほかにこの本にはイラクサやタンポポなど、イナカにごっそり生えているものを使った料理やソース、保存食などが紹介されている。おいしいかどうかはわからないけれどとにかく試してしようと思っている。

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