2009/1/27
公開されたばかりのLukas Moodysson監督の"Mammut"を観る。

この"Mammut"というタイトルは登山メーカーやIKEAの子供用家具シリーズの名前と同じだが、じつは「マンモス」という意味。外国で公開されるときは「マンモス」というタイトルになるのだろうか。一体何がマンモスなんだろうと思っていたのだが、マンモスの牙が埋め込まれたという万年筆が登場するからそういうタイトルなのだということが映画を観てわかった。マンモスではないけれど主人公が象に乗る場面もある。
アメリカ人の一家をめぐる話なので舞台はニューヨークで始まるが、主人公の男性がビジネスの契約のために訪れる国としてタイが、そしてその家族の所に子守りとして出稼ぎに来ている女性が子供たちを残してきたフィリピンが映る。本当にこれらの国々でロケを行ったらしい。タイで交わされる会話はものすごくリアルに感じた。
後味は苦い。ハリウッドスター(ミシェル・ウィリアムズとガエル・ガルシア・ベルナル)が主演をしてスウェーデン映画としてはすごい予算をかけて作っているけれど、この映画がヒットするだろうか。
でもあの内容の"Lilja 4-ever"(同じ監督の作品で、マルメのやくざに売り飛ばされ売春をさせられ自殺した旧ソ連の少女の実話がもとになっている。)がスウェーデンで大ヒットしたのだから、もしかするとこの映画も多くの人をひきつけることになるのかもしれない。それだけの魅力は十分あると思う。
そうそう、それにガエル・ガルシア・ベルナルがかっこいいという理由で見に行く人がいても不思議ではない。ラテン系の好男子が見たい方は、ぜひ!

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2009/1/25
火曜日の日記。
高速道路の事故で帰りのバスが遅れたがオバマ就任演説の生中継に間にあう。
真面目そうな演説が終わり、ブッシュもと大統領らがヘリコプターで去ろうとしているのをカメラが映し出したら突然相棒が「おっヘリコプターの後輪のタイヤがへこんでいる!」と言う。タイヤはもともと小さいが私の目では凹んでいるようには見えなかったし、別にパンクをする恐れがあるというレベルのへこみ方ではないそうなのでどうでもいいようなことだが、こんな歴史に残る式典を見ているときにどうしてそういう細かいことに気がつくのだろうと呆れる。
で、夕食にmelocotonさんの鶏手羽のタンドーリ風を焼く。ハンガリーのパプリカ粉も投入してマリネしておいた鶏をオーブンにつっこむ。
焼いているうちに焦げてきて…火災報知機がものすごい音で鳴り、相棒に怒られる。えーでもあの程度のケムリで鳴ってしまうのは困るなあ〜
そういえばレストランで出てくるタンドーリチキンは皮が剥いであることが時々あるけれど、もしかしてこれはタンドーリ釜の中で皮からケムリを出さないだめだったりして…?それとも単にあっさりした部分だけを食べるためだろうか?
焦げているけど味はよかったです!melocotonさんありがとうございます。

左側のクリームパスタはsalahiさんのレシピで塩漬け肉のほかにコールラビとフェンネルが入っている。フェンネルが入るとリコリシュ風の香りがついて大人味になるが、salahiさんのお嬢さんはこれが好きだという。舌年増なんだなあ。クリーム味のフェンネルがクセになりそう。salahiさん、ありがとうございます!

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