2009/6/29
土、日とイナカ。

疲労のためあと数分で眠りに落ちると思うので、続きは次回に…

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2009/6/18
ヤム・マッカローニー(マカロニのタイ風サラダ 混ぜる前)

もちろん伝統的なタイ料理ではないが、タイ人がこれを作っているのを見たことがある。
柔らかめにゆでたマカロニ(これはペンネ)にフィッシュソースとライムと刻んだ生の唐辛子をふりかけてあえる。私は適当にトマトとたまねぎの薄切りとコリアンダー葉と茎のみじん切りを加えたが、チャイニーズセロリ(イタリアンパセリに似た葉っぱ)を加えるのもいいと思う。イカのヤムなどにはよくチャイニーズセロリが使われる。
混ぜたあと

私がタイに住んでいたころでももうマカロニはわりとありふれた「洋食」の食材だった。勤め先の近所にあった炒め物の屋台にも「マッカローニー・パット(マカロニ炒め)」というのがあり、それはゆでたマカロニをチリソース(ケチャップに唐辛子とにんにくの入ったシーラチャーソースみたいなもの)で肉やたまねぎと一緒にざざっと炒めて生のサラダ菜の葉っぱと食べる、というもので、なかなかおいしかった。
スウェーデンでもパスタは伝統的な食材ではないが、調理が楽だしとにかく安いから人気がある。ゆでたパスタをにんにくとオリーブ油であえてちょっとチーズや肉野菜などの具を入れたパスタサラダはカフェのランチメニューやスーパーのお弁当の定番だし、貧乏学生の自炊メニューといえば「マカロニのケチャップがけ」で、本当にこれを巨大な容器に入れてお弁当にしている人を見たことがある。でも私はケチャップよりもタイサラダ風のほうがさっぱりしていていいな〜

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2009/6/10
三月だったか、乳製品メーカーが「krav認定のエコ乳製品をお買い上げの方にもれなくグルメ雑誌をさしあげます」というキャンペーンをしていた。krav印の牛乳とfilmjölkはいつも買っているのでバーコードを切り抜いて食品会社に送ったら、忘れた頃に本当にグルメ雑誌が送られて来た。しかも数ページにわたってルバーブを使ったレシピが美しい写真とともに掲載されている!
私が去年ベリーをのせたpavlova(メレンゲのお菓子)の記事をブログに書いた後に はるかに美しいベリーのパブロワの写真がこの雑誌の表紙を飾り、「これを真似すればもっと美しい記事が作れたのに〜」と思ったのだが、今年はこの雑誌を参考にして素敵なルバーブのお菓子が作れるかも…ルバーブは毎年たくさん収穫できるものの、私が作るお菓子は「スープ」やコンポート、クランブルばかりでバラエティに欠ける。
さてその雑誌のレシピ…「ルバーブを切りフライパンでカラメライズし、バルサミコ酢を加える。鞘から出したバニラその他をアイスクリームマシーンに入れてアイスクリームを作る。スライスしたイチゴとともにこれらを飾る。」…凝っていてかっこいいが、これはにわとこ風味の「グースベリー・フール」ですら複雑な味だと思った相棒には受けないだろう。
デザートだけではなくてルバーブを使った肉料理のレシピもいくつかあった。「粉、卵、バター、砂糖、イーストをまぜ発酵させて丸め、その中にルバーブと砂糖を煮たものを入れて揚げる。別に刻んでおいたルバーブとえんどう豆とエシャロットとパンチェッタをオリーブ油でいためる。それを水平に薄く切れ目をいれておいた生のルバーブにはさみ、炒めたフォアグラに揚げたドーナッツと共に添える」…いったいどういう味になるのかわからなくて非常にエキサイティングだが、フォアグラを買ってまで冒険する気になれない。
「やっぱりただ煮ただけのシンプルな食べ方でいいや…」と思っていたらある日、テレビの園芸番組でさらにシンプルなルバーブの食し方を見た。
「夏の味ですよねー」といいながらその番組のホストの女性とエコ農家を営む男性が飲んでいたのは…何とただの水に収穫したてのルバーブをざく切りにしてつっこんだだけの「ルバーブ水」だった。
ルバーブを生でばりばり食べてはいけないらしいが少量ならば害はないし、この水を飲むだけなら全く問題ないだろう…ということで、私もイナカのルバーブをもいで試してみる。

ルバーブのちょっとブドウっぽいようなバニラっぽいような香りがほんのりと水に溶けている! 酸味のほうは水には移っていなかったのであまりパンチはないのだが、その分ルバーブの香りが楽しめていいと思う。はやくイナカの井戸ができないかなあ。井戸水のルバーブ水が飲みたい。
追記 あるサイトを見たら、「ルバーブはまず水にさらして灰汁を抜く」と書いてあった。もしかして私が飲んだのはアクだったのか…??

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