今年は去年と違って雪が降らず、その代わりに雨がしょぼしょぼと降りつづく暗い冬になった。
日がますます短くなり、「こんなに一日中暗いのはもう耐えられない!」とノイローゼ気味になった頃にうまいことにアドベントやルシア祭などのクリスマス関連の行事が始まって街にも住宅地や会社でもアドベントライトやろうそくが点され始め、やっとひといき…
スウェーデンには夏至祭と対をなすような冬至を記念する日というものはないが、闇の中からろうそくを点したルシアがしずしずとやって来る
ルシア祭は冬至になり日の光が戻ってくることを象徴しているのに違いない。もうこれ以上暗くなることはないのだ!今年ほどルシアを見て嬉しかったことはない。
今年のクリスマスはいつものようにニシンの甘酢漬けやスモークサーモン、ゆで卵、肉団子、鱈などを食べたが、例年とちがったのは
腸詰マシンを持っている友達のところで作った手作りソーセージがあったこと
肉を挽く機能はなく、ハンドルを回すと腸の皮をかぶせた口からまぜたひき肉や香辛料が押し出されてくる仕組み。シンプルだがちょうどいい圧力がかかってどんどんソーセージができる。
収穫した紫キャベツをブイヨンとカシスのゼリーそしてクリスマスっぽい香辛料で煮たものとケールとざくろのサラダも作った。
クリスマスパーティーの準備やプレゼントのことで頭を悩ます人が大多数だろうと思うが私たちは今年もそういう悩みはなく、ソファーに座ってみかんとナッツを齧りながらテレビでディズニー名場面集そのほかを見るクリスマスだった…気楽なようなつまらないような…
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