
組合ができた!
事業の取り消し処分でゆれる瀬尾ケアセンターで8月8日、労働組合が結成されました。
不正請求に関連し事業所の一部が指定取り消しの処分を受けたため、事業継続が困難となり、雇用不安が生じていました。
低い介護報酬の中で儲けを上げようと賃金・労働条件を低く抑え、不正に手を染める構図が浮かび上がります。
瀬尾ケアセンターは介護事業関連5事業を営む従業員約60名の有限会社です。
事業資産のほとんどを(株)CIJウェーブ(本社東京。発祥地大分。介護事業を営む)が買い取ることになっています。
今回の組合結成は、高知県医労連として介護事業単独としては初めての組合結成となります。
役員に選ばれた若い男性は、「介護職場を若者が夢を託せる職場にしたい」と決意を語りました。
雇用や労働条件の確保を当面の目的としています。
結成翌日には早速社長とに申入れ。労働組合を認め、資料を公開し協議して行くという基本協定。チェックオフ協定、組合事務所、掲示板の貸与協定などを締結しました。
また、高知市の介護保険課にも申入れをしました。
委員長に選ばれた和田裕二さんは、「全員の雇用を引き継がせ、泣く人が1人も出ないようにしたい。規約上は県内の介護職場に働く人なら誰でも入れるようにしている。将来は、介護職場の底上げもしていきたい」と決意を語ります。
団体交渉は、8月16日です。
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加盟の呼びかけ文書

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