
高知県高齢者運動実行委員会の介護保険問題のキャラバンが、3日間の日程で始まりました。初日の30日は、午前中高知市、午後から土佐市、いの町。
まず、大変なのがケアマネの確保。高知市は、地域高齢者支援センター(包括支援センター)を4箇所設置していますが、現在確保できたケアマネ数は15人。要支援1、2の見込み数は、4500人。7割がサービスを受けるとしても3150人。ケアマネ1人当たり50プランとして63人が必要になります。
現在は、民間にも委託してなんとかやって居るとのことですが、受け持ち数の暫定措置が切れる来年4月以降には、市で基本的にプランを立てるとのこと。ケアプラン難民が言葉だけでなくなる可能性大です。
もう1つが療養型病床問題。高知市で削減数が単純当てはめで2500床。県がモデルプラン作成に指定されたことから、その一環で医療機関への聞き取りもしたそうですが、方針が立っていないのが現状とか。第4期介護保険事業計画での老健の枠をどうするのか、県の整備計画との整合性はどうするのか、医療機関の意向は?整備の補助金は?まだまだ、未知数で困っているということでした。


0