
愛媛県警の裏金問題の真実語る講演会が、10月20日自由民権記念館で開かれ100名近い人たちが集まりました。
愛媛県警の仙波巡査部長、現役の警察官です。彼が、あらゆる妨害をはねのけ愛媛県警の裏金作りを告発。
それへの報復的な人事差別。仙波さんはそれを裁判に訴え、今年9月に松山地裁で勝利判決を得ました。
愛媛県警では、捜査費名目で全職員、そして交通安全協会の職員にまでニセ領収証を書かせ裏金を作っていました。仙波さんはそれを拒否。そして告発。
100人規模の警察署であれば、裏金の額は年間約1200万円。その内おおよそ400万円は忘年会や打ち上げの時の飲食費に。残る800万円は、トップの移動の際の餞別などに当てられるといいます。
仙波さんの話に会場は静まり返ります。仙波さんは、「今日もこの会場に1名警察関係者が偵察に来ている」と指摘。
仙波さんは、日本の警察が裏金と縁を切り、まともな警察になってほしいと訴えました。


0