Blog版「環境社会学/地域社会論　琵琶湖畔発」

■出張で東京を通ったとき、時間をつくって、八重洲ブックセンターに寄ることにしました。ところが、目的の売り場に到達する前に、不思議な本に出会ってしまったのです。『フォトモの街角』という本です。著者は、糸崎公朗さん。「非人称芸術連名」を結成されています。最初は、なんの本だかよくわからなかったのですが、手にとってみると、「フォトモとは『フォト（写真）+モデル（模型）」からの造語」であることがわかりました。簡単にいえば、街角の写真を複数撮影して、それを厚紙に貼り付け、カットして、立体模型を作成されているのです。で、面白いのは、筆者が提供した本に綴じ込んだ材料をもとに、読者も「フォトモ」を製作できるということです。私のようなオジサン世代からすると、なにやら、昔の月刊少年漫画の紙の付録のようで、新しい試みなんですが、なんとも懐かしい〜という感覚が記憶の底から湧き上がってくるから不思議です。もちろん、購入してしまいました〜。

■この『フォトモの街角』を出版した株式会社アートンの広告のページをご覧いただくと、このフォトモの雰囲気がよくわかります。こちらです。ページ上部で見ることのできる動画をご覧ください。

■あれっ、この写真はどこかで見たような気がする…とお思いになった方は、記憶がよろしい方に違いありません（と書いている私自身の記憶力は、めっきり低下しています）。今年の５月１日、「岩手の大地を目指そう!!」という記事を掲載しましたが、そのときの写真です。記事では、以下のような呼びかけをしました。
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今年の夏、「地域づくり」を学びに岩手に行ってみませんか。特に、二戸地方振興局管内の地域を訪問したいと考えています。現在、３回生有志が企画を練っています。企画ができしだい、岩手の知り合いの皆さんにきちんと相談したいと思います。とりあえず、今年は実験的に実施してみたいと考えています。
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■８月２１日（月）は、「午前８時〜午後８時まで、サーバーメンテナンス作業によりサービスが一時的に停止する」とお知らせしましたが、午後８時になっても復旧しませんでした。以下の連絡が、teacupより入っています。昨日アクセスしてくださった皆さま、申し訳ありませんでした。
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8月21日 午前8時より実施いたしましたメンテナンス作業は、作業中に一部のサーバー機器にトラブルが発生したことにより、当初の完了予定よりも7時間以上超過し 8月22日 午前3時10分に完了いたしました。

作業に遅延により、皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
尚、現在は全てのサーバーは正常に稼働しております。
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■いつになったら復旧するのか、困っていたのですが、私のほうは、睡魔に勝てず寝てしまいました。

■「おっ、海岸沿いを走る電車か」と思われた方、近いですが少し違います。走っているのは「海」岸ではなくて、「湖」岸です。写真には、「大津・湖西をむすぶ鉄路（みち）」なんて文字も入っていますしね。海岸沿いの列車というと、江ノ電とサザンオールスターズが頭に浮かんでくるかもしれませんが、この写真の舞台は琵琶湖の湖西の白髭神社のあたり。列車は、江若鉄道（こうじゃくてつどう）なのです。丸いアーチの“顔”をもつこの気動車、カッコイイですよね〜。

■８月８日、東京方面では台風のせいもあってか、ものすごい夕焼けが観察（鑑賞）できたようです。『Kai-Wai散策』、『LOVEGARDEN』、『N的画譚』、『Roc写真箱』、といった“ご近所”（実際は遠い…）の皆さんのブログで取り上げられました。なかには、お風呂に入っていたにもかかわらず、あまりの美しさに自宅屋上に半裸状態で飛び出して撮影した方もいらっしゃいます…（←スゴイ）。で、関西方面はどうだったかといいますと…。

■８月８日、東京地方はとっても美しい夕焼けが“鑑賞”できたようですね〜。親しくさせていただいている皆さんのブログでは、その夕焼けが取り上げられていました（『Kai-Wai散策』、『LOVEGARDEN』、『N的画譚』、『Roc写真箱』、）。比較的近いところにお住まいのブログ仲間だと、こうやってその日の感動を共有できます。これも、ブログの魅力のひとつなのでしょうね〜。

■で、私はといいますと、８月８日は、勤務している大学の学生たちと、大津の町（浜大津）で、調査合宿の最中でした（当日は、関西ではかなり有名な「びわ湖大花火大会」が開催される予定だったのですが、台風のせいで１１日に延期）。というわけで、私も夕焼けとはいきませんが、少し以前に撮影した夕景で参加しようと思います。上の写真、「えっ？ここが琵琶湖畔発？」とお思いの皆さん、はいはい、琵琶湖からではありません。盛岡市内から撮影した、北上川と岩手山（シルエットに見えます）です。

○文学からみる岩手山
○松本竣介「山景（岩手山）」
○岩手山登頂（HP記事）