このエントリーは、私がかつて運営していたブログ『大津まち歩記』のエントリーを転載したものです。詳しくは、「こちら」をご覧ください。
■「大津まち歩記」の「お引っ越し大作戦」の第二弾「琵琶湖文化館と琵琶湖研究所」です。2005年8月19日のエントリーです。
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2005/08/19 23:57
【2-まち歩記】お城が見えますね。これは、琵琶湖文化館です。昭和36年(1961年)に竣工した博物館です。文化庁から認められている重要文化財の公開承認施設です。以前は、水族展示もありましたが、現在は、滋賀県立琵琶湖博物館に移管されました。HPによると「仏教美術を中心とする 文化財を調査・研究・収集し、適切に保存管理を図りながら、常に実物を 展示公開する」滋賀県でも老舗の博物館ということがわかります。
その手前、建物の撤去工事が進んでいます。ここには、滋賀県琵琶湖研究所がありました。滋賀県では、今年度、組織改編をおこない、この滋賀県琵琶湖研究所と滋賀県立衛生環境センターの環境部門とが統合されて、 新たに滋賀県琵琶湖・環境科学研究センターとなりました。
琵琶湖研究所は、昭和57年(1982年)、滋賀県が、琵琶湖の環境を保全するために設立した研究所です。当時、一自治体がこのような研究所を設立することは、たいへんユニークなことでした。昭和52年に赤潮が琵琶湖に発生し、昭和55年には琵琶湖条例が制定され、そして昭和57年に琵琶湖研究所が設置され、昭和59年には第1回世界湖沼会議が滋賀県で開催されました。武村正義知事の時代ですね〜。
あれから、設立から四半世紀近くたったんですね〜、、、しみじみ。
(2005/8/16撮影)
【コメント】無し
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