■この前の日曜日、母の家に世話をしに行くついでに、大阪難波「なんばパークス・パークスホール」で開催されている「開高健展」をみてきました。大阪市立大学創立130周年記念の展覧会です。以下が、この展覧会の開催趣旨です。
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大阪市立大学は、創立130周年記念行事の一環として、平成23年2月11日から10日間「生誕80年 大阪が生んだ開高健展」をなんばパークスで開催します。
開高健は1930(昭和5)年に大阪に生まれ、1953(昭和28)年に大阪市立大学法文学部を卒業しました。卒業後は寿屋(現サントリー)で斬新なコピーを量産する一方で創作活動にいそしみ、1958(昭和33)年に『裸の王様』で第38回芥川賞を受賞しました。その後も、ルポやドキュメンタリー、釣り文学の書き手としても新しい地平を開き、『ベトナム戦記』『オーパ!』などの数々の名作を世に送り出しましたが、1989(平成元)年、食道がんのため、58歳の若さでこの世を去りました。没後20年をきっかけに、今また開高文学の再評価の動きが活発になっています。
本年、本学卒業生である彼の生誕80年を迎えるのを機に、人間・開高健をはぐくみ、その作家精神を醸成させた「開高の大阪」に光を当てて、その業績を振り返ります。
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