
■神戸に下宿している娘が家に帰ってきました。最近は、下宿とはあまりいわないようですね。一人暮らしとか、まあ、そんな言い方をするようです。それはともかく、父娘とも深夜に帰宅し、他の家族は寝静まってしまったあとの話しです。
■建築を勉強している娘と、パソコンでGoogle Earth をたちあげて、神戸の街を眺めていると、突然、“赤いエリア”が浮かび上がってきました。う〜〜ん、なんだか迫力があります。この赤茶けた色、左隅のゴチャゴチャとした大型の機械装置が集積しているあたりも、グググッときてしまいます。ここは、神戸製鋼のようです。
■左上のほうに、小さな小さなドーナツのような建物があります。じつは、これは安藤忠雄設計事務所が設計した「
灘浜ガーデンバーデン」です。娘に教えてもらいました。「灘浜ガーデンバーデン」は、神鋼神戸発電所から供給されるエネルギーを活用した水着健康温浴施設らしいのですが、そんなことどうでもいいんです。問題は、“赤いエリア”です。

■最近、『
工場萌え』という写真集が出版されたようです。石油コンビナートのピカピカしたプラントが表紙に写っています。この本が出版されたとき、「ふ〜ん、いろんな感性があるんだよね…」と思っていました。ピンとくる本があると、すぐに買ってしまうのですが、この『工場萌え』についてはそんなことはありませでした。それにもかかわらず、今回の“赤いエリア”には、グググッときてしまったのです。不思議ですね〜、ひょっとして、私も“工場萌え”なんでしょうかね…。

■Google Earth を、ちょっとひいて眺めてみましょう。本当に、“赤いエリア”でしょ。背景には、六甲山系がみえます。私の故郷の街です。でも、この“赤いエリア”のことは知りませんでした。本当に、ここだけ赤い。なんだか、迫力あります。萌え…ですね。
【追記】ちょっと思い出しました。神戸製鋼といえば、ラグビーでも有名ですね。「神戸製鋼コベルコスティーラーズ」。このチームのジャージは、赤なんですよね〜。クラブカラーは赤です。でも、工場が赤いのは、サビ止めの塗装のせいでしょうね、たぶん。アホな話しでした。

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