強迫性障害克服体験記〜強迫性障害は治ります〜

昔から　私はゴキブリがすごく苦手で、子供の時親がゴキブリ退治しているのを見て、自分が親の立場になった時、

絶対できない。出来る気がしない・・・

と思っていました。

でも、いざ自分が退治するしかない、という状況になった時、へっぴり腰だったけど、なんとかできたし、思っていた程ではありませんでした。

でも、この前、夫が家にいて、
ゴキブリさんが家の中に、現れた時全面的に夫に頼ってしまいました。

自分で退治したときには、必死で叫び声一つあげなかった私が

「きゃーきゃー」

とにかく気持悪いし怖い、

退治が終わりティシュの中に入れ持ち歩いてる夫にも

「キャーキャー」

自分の時も怖かったし気持悪かったけど，これ程ではありませんでした。

話は飛びますが、
ゴキブリさんを強迫さんと思い考えてみた時、
これと同じ感じだと思うんです。

代りに家族にやっもらうと、いつまでも怖い。
でも、自分で向き合ってみた時、

もうやるっきゃないし、やる事にも必死だから、

怖いけど、何とかなっていく・・・。

向き合えば向き合う程に、この度合いは高まったいきます。

私の強迫さんとの生活は、向き合うしかない状況にいつもあったから、症状は、とことん最悪にはならなかったし、元の生活に戻っていけたんだと思います。

逃げられる環境にあると、ついつい逃げちゃうのが強迫だから、

もう後がないってって感じ、大切です。


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今日は七夕ですね。
短冊にお願い事書いてきました。
みんなが書いているお願い事を、ちょっと見たのですが、

「病気が治りますように」

といった健康不安の内容率がほんと多く(半分くらい???)

みんな色々抱えているんだなと思いました。

前も書いた話だけど、
私が不潔恐怖の頃、七夕さんにお願い事をしたことは、ないのですが、初詣なんかで、

「強迫が治りますように」に以外考えられない時期が多かったです。

強迫になる前は

「暴力のない家庭に住みたい」

十年前後　この事以外考えられず、一番に願う事が、こんな悲しいお願い事ばかりで、なんか嫌だなぁと思っていました。


(その頃の様子は、このコラム(クリック!!)やこのブログ(クリック!!)　読んでみてください。)

何か夢を叶えたいとか、そんな願い事を、出来る事なら書いてみたかったんですよね。
(中高生らしい事願ってみたかったです)

あっ　七夕の話での思い出ですが(強迫性障害にまったく関係がありません)　
私が通っていた幼稚園では、　一人一つの笹に七夕の飾りをしたのですが、不器用でうまくできず、幼稚園生ながら悩んでいました。(*'▽')
七夕の飾りを作るのがいや=幼稚園へ行きたくない　　そんな思いになっていました。(休まなかったけどね(＾◇＾))

まだ全部出来上がってないある日、私は交通事故にあったんです。
怪我は打撲でたいしたことなかったけど、二週間程幼稚園を休み、その間には七夕の時期は終わり、幼稚園の先生が残りを仕上げ家まで持ってきてくださいました。

自分では、全然うまく出来なかった飾りが綺麗に作ってあり、変な話ですが、

「作らずにすんだ。休んで代わりにやってもらえ、ラッキー^^;;」
なんて事を玄関口で思い受け取ったんですよ。

何の話やねん　って感じですが、急に思い出したので書いてみました。　これも前書いたかもしれないですね(;^ω^)


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何回か前に、何度も鳩がベランダに来て困ると言う話しを書いたんだけど、

そのしつこさは今も続いています。(^_^;)

いや何度か　こなくなる成功はしてるんだけど、それでも日にちをおき、なお、性懲りもなくやってくる感じです。

鳩さんがやって来ないようにするのは、実は簡単な事で、巣を作りたがったいる場所に、邪魔になる物を置くと物理的に入れなくなるので?(見た目が鳩からすると怖そうなので(^^;;;)???)　諦めて?来なくなりました。

なんか矛盾する事書いているのですが、今も続いているのは、もう大丈夫かな?とよけると　すぐやってくるし、強風でずれたり、隙間ができ、ちょっと油断してると、そこからまた入ってきてしまう感じです。

ただの本能で習性だろうけど、何をされようが諦めないあの姿勢は、ある意味感心?します。(^_^;)

窓を叩きまくられようが(隣の方がよく叩いて追い払われています(^_^;　怖い顔して走っていこうが(私がよくしてます(^_^;))せっかく持ってきた枝を根こそぎ取られてしまおうが、やり続けるすごさ???

って　鳩さんは　そう言う生き物なだけ、なんだろうけどね(^_^;)

私なら　そんな怖い事されたら(:_;)フェーン　ってすぐ諦めちゃいそうだけどなぁ。

なんだろ、強迫観念って　ちょっとした隙でも入りこんでくるので鳩さんみたいなんだけど、鳩さんの諦めない行動姿勢は、強迫性障害を治すうえでは、見習った方がいいかなって思います(^_^;)

強迫観念って怖い事を、あたかも本当のようにいっぱい、頭の中で囁いてきますよね?
だから、つい強迫行為に走っちゃうわけですが、

鳩さんは、怖い事され追い払われても、追い払われても、巣作りしたり、生きるために必要な建設的な行動を、絶え間なくし続けているわけだものね。

鳩が、もしこの人間の行動を(怖い事を)どうにかしようとしはじめると、人間と闘う事になり、おかしな話になっていくものね(^_^;)　(ヒッチコックかよ)

この闘いは一時的には、鳩さんにとって良い事になったとしても、結果人間はもっとパワーアップして闘いにのぞんでくるだろうから、強迫観念が増幅していくのと同じ状態になり、終わりがなくなってしまうものかな?

強迫観念を(怖い事を)抑えるだけで終わっちゃう人生で、それで満足?

怖い事は(強迫観念は)残ったままだけど、やりたい事を積み重ねていける人生とどっちがいい?

私は、成長過程で

「○○を絶対したい」って意識をたまたま強く持ち、　偶然後者の行動が取れたので、強迫性障害から逃れる事ができたんだと思います。

闘えば闘うほど、強迫さんは襲ってきます。


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前回の記事の続きのような事。

いわゆる引きこもりと言われている人の中で「強迫性障害」で苦しんでいる人の割合は、ほんと多いそうです。


その「引きこもり」の事で、よく

「お金を渡していると(お小遣いを渡していると)　困らないので、働く意欲をなくし　余計外にでなくなる、だから渡さない方がいい」

そんな対応が正しい、みたいな事言われる事があるのですが、これ　私は間違っていると思います。

色んな理由があって引きこもっているわけですが、

症状や、さまざま理由を乗り越え、外に再び向かっていくには、それに勝る色んな興味関心が必要になります。

生きていく意欲に繋がる、何かを始めるためにはお金、興味関心に繋がっていく　どこかへ行くにも、お金、
何をするにも、いくらかのお金が必ずいります。

でもここで　兵糧攻め状態だと、何も出来ないし、始められないんですよね。

先立つものがないと、

それこそ　家に引きこもってじっとしているしかない。

悪循環ですね。

コンビニで　好きな食べ物を買う、こんなささいな事でも、踏み出す一歩に繋がるかもれしれません。

どうか間違った声にまどわされず、自由に使えるお金を渡してあげてください。

もう何歳だから・・・　

そんなの関係ないですからね。

あなたの大切な人のステップアップを応援してあげてください。

前回書いた
「強迫性障害と引きこもりとネット」
と　同じような事です。

私が強迫性障害で　働けなかった頃、使えるお金があったので、パソコン通じて知り合った人達のオフ会へ参加でき　それが今に繋がっていきました。

使えるお金があったのは、家にいて　何もしてないと悪いので　症状がありハードルは高かったですが、無理やり家事をしていてお金が使えたんですけどね(^_^;)


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少し前、「強迫性障害と引きこもり」(クリック!!)
こんな記事を書いたのですが、今日の記事は、そこに追加するような内容です。

「引きこもってネットばかりしている」
「引きこもってゲームばかりしている」

世間では、こんな評価のされ方をされがちですが、

「ちょっと待って、それ違うよ」と言いたいです。

それぞれに、さまざまな強迫症状があって、外へ出て行きづらくなるこの病気。

ネットやゲーム、その他をもっと違った目線で見てあげて欲しいです。

ネットは、社会との接点、社会との繋がりの場です。
外の世界と繋がり人間関係を育めます。
誰にも理解されず世界でたった一人・・・そんな心を癒してくれる場でもあるネット社会。
同じ病気で苦しんでいる方達とも繋がれます。
また、ネットは多くの興味刺激を与えてくれます。
「あんな事がしたい。こんな事がしたい。あの場所へ行ってみたい。」
「ネットで知り合ったあの人に会ってみたい」等々

強迫性障害に打ち勝つには、症状以上に、したい事、やりたい事、大切な事が必要になってきます。
ネットは、興味刺激を持つ、大きな助けになってくれるものです。

強迫症状の為、「何もできない」「どこにも行けない」
そうなりがちな暮らし
症状がありながらも、ネットを通じ出来る事が広がります
出来る事は、症状を減らす意欲をも呼び起こします。

可能性は無限大。

強迫を抱え、不自由な心になってしまった人にとって、仕事・お友達　生きる上での色んな大切物に繋げてくれるのがネットです。

ゲームも同様　　さまざまな意味があるものてす


ゲームの中だと、強迫観念を乗り越えられているかもしれない
ゲームの中だと自由かもしれない
ゲームがその人の心を支えているのかもしれない。
その人が出来る事は、今はゲームしかないのかもしれない。それを奪われてしまうと、どうなるんでしょう。
ゲームを通じ人の輪だって広がっていきます。
ゲームと言う興味が外の世界に繋げてくれる事もあります。
ゲームは不可能を可能にしてくれるかもしれない

こんな事ばかりしていては、ずっと引きこもる事になる、駄目になる

世間で言われがちな、一面的な見方だけしないであげて欲しいなと思うのです。


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