2005/9/14 23:19
ようやくと言うか今更というか、PD&脚本家変更後の
『仮面ライダー響鬼』を観ました。
率直な感想は、タイトル欄の通り。
まぁ、いつもの井上脚本だよね。
キリヤ君(違う)など、明らかに敏樹脚本でないと
出てこないキャラクターという感じだし。
確かに、雰囲気は変わった気がします。
今後どうなるか、とりあえずは見守るつもりです。
……と、建前はここまで。
いい加減、堪忍袋の緒が切れました。
以下、100%個人的感情による批判。
昭和ライダー派の戯言です。
気分を害する虞がありますので、反転させました。
平成ライダーが好きな方は読まないことをオススメします。
あと、井上敏樹が好きな人も。
(↓ここから)
まず、高寺・前PD更迭問題について。
前にも書きましたが、今回の更迭騒ぎの発端は『響鬼』が
「オモチャ売れない・視聴率取れない・仕事遅い」
の三重苦だったからだそうで。
恐らく、バンダイ辺りから圧力がかかったんでしょう。
で、テコ入れとして『アギト』『龍騎』『555』で実績のある
白倉PDが呼ばれ、脚本家も白倉派で尚且つ仕事の早い
井上氏に替わった…といった辺りが事の真相でしょうか。
冷静に考えれば、白倉PDと井上氏もある種の“被害者”。
要は、前任者の不始末を尻拭いしなきゃならんのだからねぇ。
まして、PDはともかく、脚本家まで替える必然性は無いんだし。
ただ、ね。
もうウンザリなんですよ。
グダグダ罵り合うイケメンとか。
善人か悪人か分からない登場人物とか。
ライダー同士がいきなりドツキ合うとか。
「親の代からジャリ番一筋」を誇りにしているそうですが、
ハッキリ言って平成ライダーは“ジャリ番”じゃありません。
ダラダラと会話シーンが続き、変身しても誰が敵で誰が
味方か分からないようなキャラばっかりだし。
そんなに「ドラマ」やりたいなら、最初からジャリ番なんか
作らなきゃいいじゃん。
『響鬼』は良くも悪くも、平成ライダーへのアンチテーゼだった作品。
それがPD更迭となり、しかも後任が平成ライダーの象徴とも言うべき
顔触れに替わったというのは、“平成ライダーの勝利”を意味している
と思っています。
延々と罵り合い、敵も味方も分からず殴りあうだけの作品の勝利です。
もっと言ってしまえば、バンダイとヤオイ好きのためだけのライダーを
現代の視聴者は求めていたという事でしょうか。
(↑ここまで)
以上、グダグダと戯言を書き流しました。
「そんなに嫌なら観なきゃいいじゃん」とは、ごもっとも。
年末の『THE 1st』辺りが潮時と考えてます。
来週は、ライダー役で布施明が登場だそうです。
いや、本当に。
そうそう、コレを買ってきました。
まだ読み終わってませんが、(ほぼ)オールカラーというのは
スゴイと思います。
問題は、次巻発売まで半年かかることかw
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