2006/4/28 23:58
一昨年近鉄バファローズを吸収合併したオリックスが、
今度はフランチャイズを大阪に絞るとの報道が。
大阪ドームの買収が実現すれば…という条件付きでは
ありますが、チーム名も『大阪オリックス』になるとか。
このニュースで気になったのは2点。
まずは、『バファローズ』の名称が消えることです。
阪急ブレーブス買収の顛末を見れば予想はついたの
ですが、今回も案の定。
50年近くに亘って愛された名称が、あっけなく球界から
姿を消すことになってしまいました。
『ホークス』の名称を残し続けているダイエー・ソフト
バンクの系譜とはえらい違いです。
そしてもう一つ、神戸から去ってしまうこと。
かつて、オリックスは震災復興のシンボルでした。
“がんばろう神戸”を合言葉に、イチロー・田口・ニール・
長谷川・星野・平井…といった面々を擁して日本一を
達成したのが、丁度10年前。
神戸の街を活気付けたチームが、神戸を捨てるのか。
阪神がいる以上、興行的に苦しいのは分かりますが、
もう少し何とかならなかったのかなぁ。
WBC優勝などで盛り上がっている今年の球界に、
ちょっと寂しいニュースとなってしまいました。
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