2007/4/11 21:27
今日の球界トピックス。
西武の裏金問題が沈静化したと思ったところ、
案の定他の球団でもドラフト絡みの不正が発覚。
ベイスターズが那須野に5億円超の契約金を払い、
尚且つ3,000万円が日大監督の元へ流れたとか。
どこの球団も多かれ少なかれやってきたことでは
あるかと思いますが、いよいよ綻びが出てきた
印象を受けました。
ジャイアンツもヤクルト志望の高橋由、広島志望の
二岡、ダイエー志望の河原…といった辺りの実力派
アマチュア選手を“誠意”で獲得してきた経緯が
ありますが、もちろん“誠意”のウラには…という
のは想像に難くないところ。
この際、思い切って膿を出し尽くしたほうがいいの
かもしれません。
それにしても、今回の騒動でつくづく思ったのは
「そりゃ働かないよな」
ということ。
契約金5億3千万円、税金で半分持っていかれても
3億円弱の現金が手元に残ります。
世のサラリーマンが定年まで勤め上げても2〜3億
と言われているのだから、那須野のモチベーションは
推して知るべし。
通算10勝もしていない投手ですが、1勝もしなく
たって生活には困らないもんなぁ。
そろそろ、本格的に日本球界の諸制度を見直すべき
時期が来ているのかもしれません。
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