朝五時、4人を乗せて、高速に乗る。どの様に行こうか迷ったが、北関東道に入り、関越から上信越道を走る。佐久インターでおり、国道141号をひた走り、サントリー白州の工場で、道を聞き、登山口近くに車を止める。今日もかなりの暑さである。支度をして歩き始める。

●雨乞岳登山口●
登山道は広く、ジグザグに続いている。掘れた道には落ち葉が積もり、クッションの様に気持ちいい。

●登山道●
樹林の中で、展望は無いが、あたりの緑に清々する。風が少ないので、登り始めから、けっこう汗を絞られた。一時間歩いて一休みする。冷たい水が喉をならした。

●一休み●
しばらく同じ様な道が続く。女性の息遣いが荒くなってきた。少しずつ、遅れ始めた。休憩を多く取る。山頂はちょっと無理かなと思い始める。やがて、一面小笹のピークに立った。丁度、半分の地点である。ここで、山頂は無理と判断した。

●緑に癒される小笹の中の登山道●
平になった道を歩いていく。左側、木々の間に白い斜面が見られるようになった。更に歩くと、(水晶ナギ分岐)である。ここで、遅い食事とした。山頂は諦め、水晶ナギを見に行くことを皆に伝えた。賑やかな食事タイムに、スイカが出、更に笑い声が高まった。

●スイカが、美味い!!●
長い食事の後、水晶ナギへと向かう。小笹の尾根を進むと、間もなく、小さなナギに出た。景色が良くなり、後ろには、大きな山体を見せて、雨乞岳が眺められた。

●小ナギにて●
更に奥へと歩いていく。次第に白砂の斜面が現れ始め、皆異様な風景に大きな驚きの声を出している。白砂の斜面は、谷へと深く落ち込んでいた。実に神秘的な風景だった。遠く、日向山の白砂も見えている。

●水晶ナギにて、遠く、日向山が見える●
とっても気持ちのいい空間だった。皆が喜んでくれた。よかった。山って、イイなー。

●至福の時間●

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