今日は、恒例のバスハイクである。毎日天気を心配していたが、昨日になって、傘マークが取れた。登山口のひめゆり駐車場は、マイカーで一杯だった。支度をして、雨の落ちてこない事を念じながら、37名、三班に分かれて、木段を歩き始める。

●登山口の木段を歩き始める●
それ程暑くなく、新緑の中を気分良く歩いていく。間もなく、荒山への道へと上がっていく。賑やかな皆の声が響く。平らな道を進んでいくと、岩のゴロゴロした道になった。

●ゴロゴロした岩の登り●
ロープの張られた岩の中を登っていく。〈荒山風穴〉を過ぎ、更に登っていくと、やがて、平らなツツジの咲き乱れた〈荒山高原〉に飛び出した。沢山のツツジが咲いている。

●荒山高原●
小休止していると、ガスが上がってきた。ガスの中を荒山に向かって歩き出す。ツツジが咲き乱れ、ピンクの花が新緑のなかに、とても綺麗である。

●ツツジの中を歩いていく●
ズミの白い花も多い。シロヤシオやトウゴクミツバツツジなども次々と目に飛び込んでくる。素晴らしい花の山である。

●ズミの花●
しばらくツツジの中を歩いていくと、明るい笹の道になり、目指す荒山が近くに見えてきた。

●荒山が近づいてきた●
ロープの下がった岩場が出てきて、列の進みが遅くなり、そのうちに止まった。左側に真っ白な花を見せてシロヤシオが咲いている。清楚で実にきれいだ。

●荒山直下の急登●
岩場を上がり、ゆっくりと上がっていくと、やがて、大きな石の祠のある『荒山』山頂に登り着いた。ここで、少しの休みをとった。

●荒山山頂●
荒山から南避難小屋へと下り、荒山高原へと戻った。途中のツツジの群落がとてもきれいで、歩みが遅くなる。荒山高原から、鍋割山へと登り返していく。晴れていれば、素晴らしい展望なのだが、雲の中である。まもなく、火起山を過ぎ、竈山へと登っていく。

●竈山山頂●
更に進んでいくと、ツツジのトンネルになる。凄い数のツツジが咲いていて、楽しい歩きである。

●ツツジのトンネル●
ツツジの中を気分良く歩いていく。少し登り、平らに歩いていくと、広い場所になる。岩のなかに三角点が収まっている。『鍋割山』山頂である。沢山のハイカーが休んでいる。ちょっと遅くなったが、ここで食事タイムである。のんびりと草の上に腰をおろし、見えない風景を見ながら、お握りを食べる。なんとか、雨はもってくれた。よかった!良かった!

●鍋割山山頂●

●鍋割山●

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